今から約30年前、プロ野球阪神タイガースが優勝したときのことを覚えているでしょうか。その当時の打線は、長い阪神の歴史のなかでも屈指の強さを誇り、セ・リーグ優勝のみならず、日本シリーズ優勝にも大きく貢献しました。
その一角を担った、ランディ・バース氏の驚きの商品を発見しました! その名も「ランディ・バース プレミアムソフト ビーフジャーキー」。これ食べたら、もしかしてホームランが簡単に打てるんじゃないの!? ということでバッティングセンターに行って検証してみましたぞ!
・二年連続三冠王
バースはオクラホマ大学を卒業後、アメリカの三球団を経て1983年に阪神タイガースに入団しました。初年度こそふるわなかったものの、三年目にはホームラン54本をたたき出し、打率・打点でも好成績を上げて三冠王に輝きました。彼の目覚ましい活躍がチームを奮起させ、1985年の優勝にいたったのです。そしてその翌年にも三冠王を獲得したのでした。
・現在は州議として活躍
帰国後彼は、出身地のオクラホマ州に戻り、現在州議(民主党 上院議員)として活躍しています。政治家としての手腕が評価され、国政参加への期待の声もあるのだとか。
・なぜビーフジャーキー?
バースは州議であるとともに、牧場主でもあります。バース家には代々伝統のレシピがあり、それを日本に広めるために、ビーフジャーキーやサルサソースを「バースブランド」として商品化しているそうです。あまり見かけませんが、実のところ約20品目も取扱いがあるそうです。
・豪州産牛肉を使った肉厚ジャーキー
ジャーキーに使用されている牛肉は、なぜかオーストラリア産です。バース自身はアメリカで牧場をやっているはずなのですが……。それはさておき、ジャーキーは大変肉厚で日本の市販品と比べると、噛み応えが十分になります。しかし固すぎるということはなく、噛めば噛むほど肉の旨みがあふれ出してきます。
・ホームランが打てるのか!?
パッケージの説明によると、このジャーキーをバース本人も食べているそうです。ということはもしかして、これを食べればバースのようにホームランが打てるんじゃなかろうか!? ということで早速バッティングセンターへ行きました。
・打てる気にはなる
記者(私)はジャーキーをかじりながら、100キロの投球にチャレンジしました。結果からお伝えすると、残念ながらホームランを打つには至りませんでした。しかし、「このジャーキーをバースも食ってんのか」と思うと不思議と力が湧いてきて、「マジでホームラン打てるんじゃないのか!?」という気にさせられます。結果的には打てませんでしたが……。
・「伝説のエネルギー飲料」もあるらしい
ちなみにバースブランドの商品には「伝説のエネルギー飲料」という飲み物もあるそうです。一体どこで販売しているのかは不明。もしも見かけたら、即購入した方が良いかもしれません。何しろ、伝説と名のつく商品ですから。
Report:フードクイーン・佐藤
▼ これがランディ・バースブランドのビーフジャーキー
▼ 日本でよく見かけるジャーキーに比べて、長さが短く肉厚
▼ 食べるとホームランが打てるんじゃないか? ということでバッティングセンターへ
▼ 100キロの投球を打ったるわ!
▼ これさえあれば、100人力じゃい!
▼ 絶対に打つ!
▼ うわ! 100キロ思ったより速い
▼ スイングが間に合わない……
▼ 見かねたGO記者が「代われ!」と登場
▼ 代われというだけあって、フルスイングに力を感じる
▼ 序盤はふるわなかったが次第に調子を上げ
▼ 前へと球が飛び出した。しかしホームランにはならず
▼ ジャーキー食っても打てなかった……