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【検証】日本の「うんこビール」と韓国の「うんこ酒」を飲み比べてみた / ウンコ感で韓国に軍配

2013年4月5日

hikaku1

2013年4月1日、神奈川のビールメーカー「サンクトガーレン」がゾウのうんこからできたコーヒーを使ったビール『うん、この黒』を発売しました。

実は韓国には古くから人糞酒「トンスル」が存在します。ウンコにまつわるこの二つのお酒を飲み比べてみました。そうしたところ、記者(私)の個人的な感想としては、ウンコ感で韓国に軍配が上がる結果となりました。

・見た目のウンコさは日本が勝利
まず見た目の比較ですが、ウンコっぽさは日本のものが圧倒的。『うん、この黒』というぐらいですから、黒々としています。コーヒーが原料になっているのも、黒さの理由のひとつではないでしょうか。韓国の方はどちらかと言えばシッコぽく見えます。二日酔いの朝に出る濃いシッコ、そんなことを連想してしまいます。

・臭さは圧倒的に韓国
続いて匂いです。「うん、この黒」は芳醇な甘さを帯びた香り。その気になればいつまでも嗅いでいたくなるような、癒し効果のある匂いがします。一方「トンスル」は、強烈な漢方臭がします。ウンコというよりもやはりシッコ感が強いように思うのですが……。それにも増して、やはり漢方薬のような薬臭さ。ウンコ感は置いておいたとしても、匂いでは圧倒的に韓国の勝利です。

・味はそれぞれに良さがある
今回アルコール度数は考慮に入れていません。それを踏まえて、味を考えるとそれぞれに良さがあるという結果になりました。まず『うん、この黒』は、甘さと苦みとコク、これらのバランスが非常に良好。ウンコ要素を抜きにしても非常にウマイビールです。かたや「トンスル」は、原料に人糞が入っていると言われているにもかかわらず、非常に飲みやすいです。飲んでいるうちに体の芯が暖かくなってくるのも、このお酒の魅力。

・ウンコ感の強さ
最終的に、総合的なウンコ感は「トンスル」に軍配が上がりました。見た目と味に足りないウンコ感を、匂いが圧倒的に補っているのです。匂いが完全にウンコという訳ではないのですが、「臭さ」がそのまま「ウンコ」を強くイメージさせているようです。余談ですが、人が誰でも感じるウンコに対する嫌悪は、もしかしたら匂いが大部分を占めているかもしれません。

それにしてもウンコからお酒ができるとは、ウンコの可能性は計り知れない……。

Report:フードクイーン・佐藤

▼ 左が韓国の「トンスル」、右が日本の「うん、この黒」

▼ 日本の「うん、この黒」

▼ 見た目のウンコっぽさはこちらが勝利

▼ 味は非常においしい。ウンコ感を期待すると裏切られる感じ

▼ 韓国の「トンスル」

▼ ウンコというよりも濃いシッコのよう

▼ うわ、匂いがきつい。こっちの方がよりウンコっぽいかも

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