一方的かつ無差別に送られてくる営利目的の「スパムメール」。大量に届く迷惑なメールの数々に、日頃からイライラを募らせている方もいることだろう。様々なフィルター機能を設定しても、時としてそれらを簡単にくぐり抜けてくることもある厄介なものだ。
そんななか、いま海外ではあるスパム行為の瞬間が激撮され話題を呼んでいる。YouTubeにアップされた動画「The Human Spambot」には、わずか22秒間ではあるが、明らかにプロによるものと思われるスパム行為が捉えられているのだ。
動画の説明によると、これはシンガポールで撮影されたものとのこと。ひとりの女性が、手に持った紙の束をリズム良くさばいていく様子が映されている。一方的かつ無差別に紙が入れられている先は、どうやら集合住宅のメールボックスだ。そう、これぞまさしく「人間スパム」であり、スパムメール配布の瞬間なのである。
その手つきから察するに、かなり慣れているようだ。素人ではないだろう。時々リズムは乱れるものの、決して一軒たりとも入れ逃すことはない。恐るべき人間スパムである。ここの住民たちは、どうやら自宅のメールボックスにもフィルターが必要になってしまったようだ。
参照元:YouTube XplosiveEntTv
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