2012年11月4日、「第6回全日本アニソングランプリ」の決勝大会がテレビ放送された。そして総応募者1万171組のなかから見事優勝に輝いたのは、決勝でマクロスFの『インフィニティ』を歌った岡本菜摘(なつみ)さん(18歳)だ。

しかしその後アニソン界の帝王であり、今大会の大会委員長でもある水木一郎さんがこの大会結果について、苦言ともとれるツイートを投稿し、ネット上で話題となった。

「昨日放送のアニソングランプリの評価は観たみなさんの感じたままをきちんと受け止めるべきだろう。審査に関われない大会委員長の立場はもどかしくもあり、今回は俺の意思が審査員に伝わってなかったのかと思うと自分の力のなさを感じてしまう。アニソンの未来のために、原点回帰も必要ではないか。」(Twitterより引用)

この水木一郎さんのツイートが投稿されると、今大会への注目は非常に大きなものとなり、大会結果に対する疑問の声が続々と上がった。

【今大会の結果に対するネットユーザーの声】
「楽しみにしてたのになんか今回はショック…前回はよかったのに…。ちゃんと歌唱力で決めなよ」
「叩かれまくっているのは少し可哀そうだと思ったが、このレベルで優勝って言われたらなぁ…出来レース…なんだろうな」
「失笑しか無い」
「会場の人も審査できるようにしてほしい」
「もうオタク美人コンテストでいいんじゃないかな」
「ちょっとひどいな。これじゃデキレース疑われても仕方ないような」
「誰も得してないね…制作も審査員も、もう少し考えるべき。この子も祭り上げられて叩かれて、いい迷惑だろうね」
「アニソンも終わったなwwww」
「これは流石に出来レースすぎるだろ審査員ちゃんと審査しろよ。出来レースで優勝して叩かれてるこの子の方が可哀想だよ……これからもずっと叩かれちゃうんだろうなぁ…」
「この子を叩くのはお門違い。悪いのは全て審査員」

なお、今大会で優勝に輝いた岡本菜摘さんは、新作アニメの主題歌を歌うことが決定している。水木さんは審査基準に苦言を呈しつつも、岡本さんのこれからの道を応援すると表明しており、以下のツイートを投稿している。

「アニソングランプリで優勝した人には何も責任はありませんし俺は大会委員長としてフォローしていますよ。頑張ってデビューしてアニソン界を牽引してくれたら嬉しいのは確かなことです。アニソン歌手を夢見ている人のためにもみんなに認められ愛される歌手になってほしいと心から願います。」(Twitterより引用)

大きな騒動を呼んだ今回の大会結果、みなさんはどう思う?

参照元:Twitter/@aniki_z, Youtube/ws5r4

▼優勝者への応援を示す水木一郎さんのツイート

▼優勝者・岡本菜摘さんの動画。決勝大会での歌は10:30~でご覧になれます