アップルのiPhone5に先立ってリリースされた、モバイルOS「iOS6」が物議をかもしている。従来のOSに搭載されていた「GoogleMap」が使えなくなったからだ。アップルは独自の地図を採用したのだが、これが不便との苦情が相次ぎ、同社CEOのティム・クック氏は「お客様にご迷惑をおかけてしていることに対し、心よりお詫び申し上げます」(公式ページより引用)と謝罪している。
さらに公式ページでは、ホーム画面にウェブ版「GoogleMap」を追加する方法を紹介しているのだ。ネットユーザーからは、「クソワロタ、公式がライバルMAPアプリ誘導」や「消さなきゃよかったじゃないか!」などの声があがっている。
アップルは「iOS6」で独自の地図機能を公開している。しかし「GoogleMap」と比べると情報量が圧倒的に乏しく、さら誤表記が続出。東京・昭島市の駅はなぜか「パチンコガンダム駅」と掲載されているのだ。
最新の技術を駆使した「iPhone5」を発売したのだが、地図はまったく使えないという事態が発生し、ティム・クック氏は謝罪するにいたった。そして、iPhoneのホーム画面にウェブ版「GoogleMap」のアイコンを追加する方法を紹介しているのである。これを見たネットユーザーは次のように反応している。
・アップルがウェブ版「GoogleMap」を紹介することについての反応
「流石に馬鹿過ぎるだろ」
「なんだこれワロタ」
「あらら」
「林檎らしくない謝罪だね」
「びっくりして飛び起きたわ」
「こんなん載せねーと使えないやつがiPhone持ってるのか」
「意味分かんねえ」
……など。それにしても、アップルが独自地図を採用するのは、少し早すぎたのではないだろうか。それまでGoogleとの折り合いを上手につけておけば、このようなことにならなかったと思うのだが……。いずれにしても、地図で不便を感じている方は、アップルが紹介している方法を試して頂きたい。実践した方によれば、遜色なく使えるとのことである。
参照元:アップル