野球のピッチャーが放った球が、ありえない軌道で曲がったり落ちたりすることを “魔球” と呼ぶことがある。しかし、ピッチャーではなくバッターが「カキーン!」と打った球が “魔球” 的に不思議な動きをしたとして話題になっている。
試合は2012年8月26日の巨人vs横浜DeNA戦の6回表。横浜のピッチャー篠原選手が投げた球を、巨人の阿部慎之助選手がドンピシャのタイミングで振り抜き2ランホームラン! しかし、スタンドに入る前の空中で、なぜか1バウンドしたのである。
その時の映像はYouTubeにアップされた動画「巨人阿部選手のホームランボールはどこへ?」で確認できる。スタンドへ向かい一直線に飛ぶホームランボールが、たしかに途中で一回「ボウンッ!」とバウンドしている。これは一体……!?
しかしその後、この超常現象ホームランを3DCGソフトを使って検証する動画「巨人・阿部慎之助捕手(33)の打球の”超常現象”の検証」が登場。「ボールはストレートに放物線を描いているだけですが、カメラのズームアウトが原因で軌道がズレて見えています。」と解説している。
一時は「ゴルゴ13による狙撃説」、「天狗説」、「コウモリや虫に当たった説」、「誰かの念力説」、「かまいたち説」、「地球が少し動いた説」、「突風説」、「野手が石をぶつけた説」、「ボールの回転説」、「孔明の罠説」などがウワサされていたが、おそらく「カメラのズームが原因説」が正解であろう。謎が解けてスッキリだ。
参照元:Youtube MOMOMIMOMIMOMI
執筆:GO