元AKB48の指原莉乃さんは、過去の男性との交際との画像が流出し突然HKT48への移籍が発表された。その出来事が冷めやらぬなか、またもAKBファミリーのメンバーのスキャンダルが発覚。そのメンバーとは、AKBの公式ライバルユニット「乃木坂46」の斉藤優里さんである。

これを受けて、同ユニットの運営委員会は公式に見解を発表、それによると斉藤さんは加入前の交際であったために、何も処分を受けることはないとのことである。加入前とはいえこの対応は妥当なのだろうか?

流出したとされる画像は、斉藤さんと元彼氏と見られる男性が抱き合っているものである。さらにはその当時、交際から1年を経ていたようだ。流出当初、真偽はさだかではなかったのだが、運営は2012年6月19日の段階で次のように公式な見解を発表。

・斉藤優里さんについて、運営委員会の公式発表
「ファンの皆様をはじめ、 乃木坂46をご支援して頂いてる方々に対して、ご心配をおかけしましたが、メンバー加入前の交際であり、当運営委員会といたしましては、メンバー加入以前の行動については原則、 犯罪行為を除いて不問といたしております」(乃木坂46公式ページより引用)

これを見る限りでは、流出した画像は本物であったようだ。そのうえで、斉藤さんには何ら処分は行わないとのことである。

たしかに指原さんをはじめ、過去に解雇になったメンバーはユニット在籍時の交際発覚であった。しかし、ひとつ懸念点がある。それは今後、他のメンバーの画像が流出する可能性も否定できない。それが仮に、ユニット在籍時でなかったとしても、ファンの心情からすれば快いものではないはずである。また、より過激な画像が流出しても、今回の斉藤さんのように何も対処されないということには、なりはしないか?

引いては、解雇や事実上の左遷は、「厳しすぎる処分」ともとられかねない。処分の基準はいったいどこにあるのだろうか? と思わざるを得ないのである。増えすぎたユニットと増えすぎたメンバー、運営側は今後も過去の交際情報が流出するたびに、対応に追われることになるだろう。

参照元:乃木坂46 公式ページ