タイに行ったら是非とも食べたいのがトムヤムクン(トムヤムスープ)だ。日本でもタイ料理屋さんに行けば普通に食べることのできる超メジャーなメニューであるが、本場の味は一味も二味も、いーや三味も違うのだ。なかでも私(記者)が自信をもってオススメするのが、今回ご紹介するトムヤムクンである。

場所はバックパッカーなら誰でも知っている、バンコクの安宿街「カオサンロード」のすぐ近く。建物というより、屋台に近い。お店の名前をスタッフに聞いてみると『ガイシーロ』とのことであるが、まずは自慢のトムヤムクンの写真をご覧頂きたい。見るだけでもヨダレが出ること請け合いである。

・魚介のダシがききまくった超濃厚スープが特徴!
スープは濃厚。エビのミソが入っているのか、とにかく魚介類のダシがハンパなく、奥深すぎる濃厚な味を演出している。具材はエビ、イカ、マッシュルームにタケノコなどであるが、主役はやばりエビである。ミソがトロトロのエビである!

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一皿につき、5~6尾は入っていただろうか。エビ! エビ! とにかくエビ! エビを堪能したい人なら間違いなく満足できるボリュームであり、ごはん(白米)と合わせるとマジ最高! これで価格は60バーツ(約157円)だというのだから恐れ入る。ちなみに、ごはんは5バーツ(約13円)だ。ペプシは一瓶15バーツ(約39円)なので、合計しても209円! 大満足で腹いっぱい、である。

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・トムヤムクンの概念が変わった!という人も
このお店は旅行者向けというよりも、地元民に絶大なる人気を集めている。かといって行列ができているわけではないが、バツグンの味と価格により、揺るぎない信頼を勝ち取っているのだ。また、サラサラのトムヤムクンしか食べたことのない人にとって、この濃厚トムヤムクンは衝撃だったらしく、「トムヤムクンの概念が変わった!」との感想もある。

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手描きではあるが地図も掲載してみた。さらに、お店のまわりの写真も多数掲載してみた。これでもう行けるだろう。もしもバンコクに行ったら、是非とも一度は試して頂きたい超絶品のトムヤムクン。前述の「トムヤム概念が変わった人」は、このトムヤムクンを食べるためだけにバンコクに行っても良いとコメントしているくらいだ。それほどの味、である。

Report:GO羽鳥
Photo:RocketNews24.

▼トムヤムクン60バーツ、ごはんは5バーツ!

▼キンキンに冷えたペプシは5バーツだ!

▼地図を確認してみよう。カオサンから3本目の道だ。

▼こちらがカオサンロード。警察署方面に向かって歩き、突き当りを右折。

▼カオサンのとなりのとなりの……(この写真はカオサンから2本となりの道)

▼この道だ! でっかい立体駐車場が目印だぞ。

▼パラソルに近づくと、このような屋台がある。ここだ!

▼屋根の中はこうなっている。

▼こちらがマスター。

▼渋くて無口で黙々と調理するダンディなマスター。

▼ちなみにこのマスター、7年前はこんな感じでした。

▼7年前に撮影した同店のトムヤムクン。

▼そして7年後……濃厚感がパワーアップ!

▼メニューはこちら。是非とも行ってほしい!