関東甲信地方で直撃されると見られている「春の嵐」。2012年4月3日の夕方から夜に向けてピークを迎えるものと見られているのだが、これに先立って東京都は、帰宅に関して企業に呼びかけてを行っている。電車やバスなどの交通機関が麻痺する可能性があるため、一斉に帰宅することを避けるように「一斉帰宅抑制」を要請しているのだ。
気象庁の発表では、予想される最大風速は以下の通り。
・「春の嵐」の予想最大風速
東日本 陸上28メートル 海上30メートル
西日本 陸上23メートル 海上25メートル
北日本 陸上25メートル 海上30メートル
これを受けて東京都は、鉄道などの交通機関が運行停止した場合に、駅などで混乱が予想されるとして、各企業に従業員の一斉帰宅を抑制するよう要請している。また各交通機関にも、利用者に運行情報を提供するように呼びかけている状況だ。
なお、気象庁が13時に発表した警報・注意報によると、全国的に強風が吹き荒れており、本州の太平洋側・日本海側と九州全域に暴風警報が出ている。外出される際には十分にお気をつけ頂きたい。また、これから強風が予想される地域の方は、できるだけ早く帰宅されることをおすすめする。
参照元:Twitter @nhk_seikatsu,気象庁