ホカホカのご飯とふわふわの卵を、とろとろのあんかけで包んだ料理「天津飯」。多くの人がこれは中国から来た中華料理と思っているかもしれないが、実はこれ、日本生まれの中華料理。

よって日本に来た中国人は、日本で初めてこの天津飯を口にすることになるのだ。その天津飯初体験の様子が、日本文化を紹介するYouTube番組「ビックリ日本」で伝えられており、日本オリジナルの中華料理が中国の人にどう受け取られているかが興味深く映し出されている。

天津出身の中国人リポーターは、初めて見る天津飯の調理に目を凝らしながら、細かく観察していく。そしてついに待ちに待った天津飯が完成! 中国人リポーターはレンゲで大きく一口ほおばると、幸せそうな笑顔とともに一言。

「おいしいです」

どうやら中国の人にも好まれる味のようだ。ちなみに日本の中華料理屋でよく見る唐揚げも、中国の中華料理にはないとのこと。うーん、食文化とは実に面白い。

(文=田代大一朗

参照元:YouTube/xpcubex-1, xpcubex-2

▼こちらがその動画

▼そしてこちらが日本の餃子を中国の人が食べてみた時の動画