立ち技最強神話もあるタイ伝統の格闘技、それが『ムエタイ』、タイ式キックボクシングだ。ムエタイの蹴りは足のスネを相手にブチ込む。弁慶の泣き所とも言われる、向こう脛(すね)の部分である。

キックボクサーのスネは鉄パイプなみの固さをほこり、そんな足で何発も蹴りをブチ込まれたら、さすがのバナナの木もイチコロである……的な動画が話題になっている。

動画のタイトルは「BUAKAW kick」。日本でもおなじみの、ムエタイ最強王者ことブアカーオ・ポー・プラムック選手式のキックであるようだ。

しっかりと大地に根を張ったバナナの木を、「デェーッシッ!」という掛け声とともに強烈ミドル! パンチもおりまぜながら「デェーッシッ! デェーッシッ!!」。約30秒後には、バナナの木は完全にヘシ折れた。完全なるKOである。

スネを使って蹴りまくっているキックボクサーは、スネの神経がマヒしており滅多なことでは痛さを感じない。スネ毛が生えなくなったりもする。もしも生足を見て、スネの骨の部分にスネ毛がない人がいたら、そいつはきっとキックボクサーだ。足技には気をつけよう。

参照元:Youtube buakawboxing
執筆:GO羽鳥