去る11月3日、中国国産宇宙ステーション天宮（てんきゅう）1号と無人宇宙船神舟（しんしゅう）8号のドッキング実験が成功、中国宇宙産業史における歴史的な成功であるとして全人民が喜びに沸いた。

そんな祝賀ムードのなか、別の喜びに沸いていた人たちがいる。テレビ中継されていた宇宙管制センターの中にイケメンがいたというのだ。たちまち話題となり、ネットユーザーは一丸となり恐るべき速さで人肉調査が行われたそうだ。

3日当日、ドッキング実験にあたり現地では宇宙、そして地上の様子が交互に中継されていた。実験が成功した瞬間、画面は地上の管制センターに切り替わり職員たちの喜びの表情を全国に届けた。

その職員の中にイケメンがいることが発覚。彼が映ったのはたった数秒だったが、人民たちは見逃さなかった。ネット上ですぐさま「天宮神八様」と呼ばれ、マッハで人肉調査が行われたそうだ。

人肉調査によると、天宮神八様こと楊彦波（よう げんは）さんだ。年齢は諸説あるが、2003年に西安交通大学の電子情報工学部に入学、同学を卒業後2007年に大学院へ進学、2009年に修了したそうだ。現在は軍所属だ。イケメンでしかも優秀、女性ネットユーザーは沸き立ったが、更なる調査で彼は結婚しており子どももいるということがわかったのである。
　
これに対しネットユーザーは

「知るんじゃなかった……」
「神八様ぁぁぁぁぁ!!」
「でも、やっぱりかっこいい」
「それでも好きだぁぁぁ!!」

と悲しみの声をあげている。
　
神八様イケメン説については好みが分かれるようだが、ネット上では「理系でちょっと技術オタク、顔も一定のレベル以上」と言う点が女性の心をつかんだのではないかと分析されている。なお、現在、神八様の奥さんへ人肉調査が行われているような気配があるようだ。

協調性に欠ける国民性と言われる中国人だがここぞというときの団結力はすさまじい。見ていてちょっと恐ろしいのは気のせいだろうか。

参照元：Youtube yiu19660518、 西安文明網（中国語）