長時間露光という撮影方法をご存じだろうか? 通称バルブ撮影、もしくはスローシャッター。1秒以上シャッターを開いて撮影する手法である。おもに天体撮影や、夜間の花火、観覧者、道路を走る車のヘッドライト・テールランプが流れるようにつながっている写真……などが、長時間露光で撮影された写真である。
そんな長時間露光写真のなかでも、特にスゴい!とされている作品例が、海外のデザインサイト「Demilked」に掲載されていたのでご紹介したい。
「思わず息を呑む25の長時間露光写真」と題されたページには、その名の通り息を呑むほどに美しい長時間露光写真が多数掲載されている。
例えば、まるで光るキノコのような幻想的な写真は、カナダのモントリオールにある遊園地「ラ・ロンド(La Ronde)」で撮影されたものだ。ちなみに何を撮影したのかというと、ライトアップされた夜の回転ブランコである。
他にも稲妻のように輝く花火や、降り注ぐ火花、四方八方に光を放つ灯台など……思わず息を呑む幻想的写真ばかりが掲載されているのだ。
なお、長時間露光での撮影にチャレンジする際には、三脚は必須。一般的に売られている一眼レフのデジカメなどでも、マニュアルでシャッター速度を調節すれば撮影可能な場合があるので、あらためて説明書を読み、機種の仕様を確認して頂きたい。
参照元:Demilked(英語)
▼線香花火
▼上から火花で炎の壁に
▼水と炎
▼灯台
▼S字カーブ。なんとここ、中国であるという
▼星の動きを
▼サンフランシスコの空港
▼回転するビリヤード台から
▼海外ディズニーリゾートのアトラクションから
▼夕日を長時間露光で撮影
▼灯台と満天の星空
▼伊ボローニャ、夜のレーシングカー
▼伊ベネチアのゴンドラ
▼炎をグルグル振り回しながら……
▼シアトルの高速道路であるという
▼スケートパークでライトペインティング
▼スペインの高速道路
▼米ミズーリ州の遊園地にて
▼完全に近未来! 夜のベルギー・ブリュッセル
▼ノルウエーの道路
▼幻想的なライトペインティング
▼ラストは日本の花火である