今から10年前の9月11日、アメリカで発生した「アメリカ同時多発テロ事件」。ハイジャックされた大型旅客機が世界貿易センタービルに突入する光景は、今なお世界中の人々の心に刻み込まれている。

そんなあのシーンを空から見たらどのような光景になっていたのだろうか? このたびNASAが公開したのは、国際宇宙ステーションから撮影した9.11テロの写真である。

当時、国際宇宙ステーションに滞在していた宇宙飛行士のなかで、唯一のアメリカ人だったのがフランク・L・カルバートソン氏。宇宙空間から祖国の尋常でない光景を目撃した彼は、地上と交信しながら9.11テロのニュースを知ることになったという。

テロ発生から10年経った昨日9月11日、米ニューヨークの世界貿易センター跡地(グラウンドゼロ)では厳重な警備体制のもと追悼式典が行われた。同地にはアメリカ1の高さとなる高層ビル「ビルタワー1」の建設が進められている。

参照元:NASA(英語)