とある人物が第二次世界大戦に言及し、「日本の侵略戦争」と発言して物議をかもしている。その人物とは、北海道・長万部町のゆるキャラ「まんべくん」。

この発言以降、さらに過激な発言をしていたことが発覚した。侵略戦争発言について質問を出してきた人のコメントをインターネット上に掲載したのである。名前は伏せているものの、この行為に疑問視する声があがっている。

この暴露に不信感を持ったインターネットユーザーから「外部委託のはずのまんべくんが役所あてのメールを晒せるの?」「これ長万部町だけの問題じゃなくて道庁を巻き込んだ問題になりそう」などのコメントが寄せられているのだ。ちなみに、この質問が長万部町役場に届いたものなのか、まんべくんにメールやTwitterメッセージで届いたのかは不明である。

まんべくんは「クレームきたら名前伏せて晒してもいい?」とフォロワーに断りを入れたうえで、意見として届いたコメントを転載しているのだ。その内容は、長万部町が管理するキャラクター・まんべくんの発言に関する質問であり、見方によってクレームとも受け取れる内容のものであった。

まんべくんはその内容をインターネット上にさらし、「どう見てもサイトにアップしてネタにするのが目的だけの問い合わせ。こういうのどう思う? 公務執行妨害」と、全文を自らのTwitterに掲載している。はたしてこれが公務執行妨害になるのかは疑問だが……。

この行為についてフォロワーも驚いたようで、「まんべくんが意見言うと、まんべくん個人の意見じゃなくて、長万部全体の意見として見られてしまうこともあるような」と心配する声をあげているが、まんべくんは「無いね!」とキッパリ。また、他のインターネットユーザーからは次のような意見が寄せられている。

・まんべくんに対するインターネットユーザーの反応
「ネトウヨ釣れたって、町の公式見解なのかは、問い合わせして確認してみたい」
「中身引きずりだして謝罪させろ」
「公式見解じゃないって言うにきまってんじゃねーか」
「直接町に抗議するより、北海道役場とか総務省のほうが効果がありそうだなこれは」
「これ長万部町だけの問題じゃなくて道庁を巻き込んだ問題になりそう」
「長万部はメール電話攻撃に耐えられるのか?」
「この後どうなるか楽しみだ」
「せんとさんもツイッター始めろよ」
「町に来てるメールが何で業者に横流しされてんの」

……など、かなり厳しい意見が相次いでいる。まんべくんを取り巻く議論は、当面やみそうにない。しかしながら、まんべくんは過激な発言をしてきたキャラクターとして有名だ。これくらいのことでは、まんべくんの暴走が止まるとも思えないのが正直な感想だ。

参照元:Twitter @manbe_kun

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