ロボットといえば男子の憧れ。ロボットを扱った漫画やアニメを見て育ったという人も、多いのではないだろうか。そんな憧れを叶えてくれる会社が群馬県に存在する。
この会社は、主に環境保全機械や畜産向け飼料装置などの製造開発を行っているのだが、アミューズメント機器の製造を社員教育の一環として行っており、搭乗型ロボットや乗り物、遊具を開発しているのだ。
同社のロボットは海外でも注目を集めており、最近新たな機器を開発しているという。その機器とは、軽快に移動しパンチを繰り出すバトルアーマーだ。
斬新な取組みで海外から注目されているのは、群馬県に本社工場を置く榊原機械株式会社だ。昭和47年設立の同社は、畜産飼料装置や堆肥化装置の設計・製造・販売を主に行っており、その一方で知能ロボット開発、アミューズメント関連事業も行っている。
海外から注目を集めるきっかけになったのは、すり足2足歩行で移動する搭乗型ロボット「LAND WALKER」の開発だ。3メートル40センチのロボットはゆっくりとした速度ではあるものの、直立した状態で移動することができる。また、クッションボールを発射するエアー砲を持っており、漫画やアニメに登場するような、素晴らしいフォルムとなっている。
そんな同社が最近、開発を進めているのが、パンチを繰り出すバトルアーマー。手元の操作でボクシンググローブをはめたアームが水平に伸びる。乗ったまま移動することが可能で、遊具として楽しめるだろう。
これで敵をバシバシなぎ倒すという訳にはいかないが、一度は乗ってみたいと思うような、夢の詰まったマシンである。
参照元:Sakakibara Kikai
▼ 子ども用ロボットの「KID’S WALKER」
▼ エアー砲を搭載した「LAND WALKER」