家電製品を使って奇妙な実験を行うアート集団が、CDを高電圧で消去する様子を撮影し、Youtubeに公開した。彼らは過去にも奇抜なアイディアと、怖いもの知らずの行動力で、高電圧を使った無謀ともいえる挑戦を繰り返している。そして最近公開されたのが高電圧CD消去だ。CDは、瞬く間にただのプラスチックへと変貌してしまうのである。

この挑戦を行ったのは、英国のアート集団「Photonicinduction」だ。彼らは過去に、壁掛け時計に高電圧を浴びせ、火を噴かせたり、新品のアイロンの温度制御機能を狂わせて火を噴かせたり、食器洗浄器の内部を分解して火を噴かせたり。まるで破壊を楽しんでいるようだ。

そして最近、高電圧を使ってCDの消去に挑んだのである。電極の間にCDを置き、通電を始めると、CD表面のアルミニウムは、電気に削られるようにして飛び散り、ただのプラスチック円盤になってしまうのだ。バリバリバリ、激しい音を立てながら見るも無残な姿に。

凄まじい電気の威力に驚かされるばかりである。彼らは今後も、破壊実験を繰り返していくことだろう。

参照元:Youtube / Photonicinduction