現在世界を震撼させているハッカー集団「ラルズセック(Lulzsec)」。ソニーのプレイステーションネットワークをはじめ、大手企業や政府関連機関が被害を受けてる。最近では、CIA(米中央情報局)のサーバーがダウンさせられる被害に遭い、同機関のホームページにアクセスできない事態が発生した。

最近、アメリカのIT情報サイトが、自分のメールアドレスが流出していないかを確認できるページを開設した。不安に感じる方は、是非一度チェックして頂いたい。

流出のチェックページを開設したのは、IT情報サイトの「The Next Web」(以下:TNW)だ。TNWは、事前に流出したメールアドレスの情報を収集しており、これと照合することにより、自分のアドレスが安全な状態にあるかどうかを確認できる。

先に述べたようにラルズセックは、ソニーをはじめ、CIA、BMG(Bertelsmann Music Group)、Nintendo.com、Fox.comなど、大手企業のサーバーに侵入したとされている。

最近では、人気オーディション番組「X-Factor」のデータベースにアクセスし、過去の出演者に関する情報を流したり、Sonymusic.co.jpとInfraGardのサイトにアクセスし、15万人の個人情報を流出したことも明らかになっている。さらにWriterspace.comから6万2000人分のユーザー名とパスワードを盗んだことも判明しているのだ。

自分は大丈夫とお考えの方も多いと思われるが、念のため確認しておいた方が良いだろう。TNWが用意した「Lulzsec lookup」にメールアドレスを入力し、「Check」ボタンを押すとすぐに診断結果が出る。ちなみに記者が自分のアドレス2つをチェックしたところ、「Your details have NOT been leaked」と出た。これは「あなたの詳細は流出していません」という意味である。

是非、一度確認してみて欲しい。もしも、このチェックに引っかかったら、速やかにメールアドレスを変更することをおすすめする。

参照元:TNW(英文)

▼ 以下の「Email Adress」にメールアドレスを入力して、「Check」ボタンを押す。すると下段に診断結果が出る