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以前「アメリカ人は “日本式焼肉” と “韓国式焼肉” のどっちが好き?」という記事をお伝えした際、米国人の超新塾アイクさんが「日本式のカルビとハラミがウマい」と大絶賛していたが、その店こそが東京・麻布十番の『山本牛蔵』だ。

『山本牛蔵』のメニューでウマいのは、カルビやハラミ、新鮮レバーだけではないという。看板メニューの「牛すじ煮込み」も絶品だというのだ。

・コチュジャン香る煮込み料理

アイクさんに同行した、当編集部のなかの記者にも激しく勧められたものの、記者(私)はラーメン二郎にも一人で行けないチキンハート。麻布十番で一人焼肉にはレベルが足りない……と思っていたところ、『山本牛蔵』の牛すじ煮込みの冷凍パックをもらっちゃったので、食べてみることにした。

手順に従って、沸騰した鍋で加熱。アチチ……と、お皿にあけてみると、何だこれは!? 関西出身の記者(私)は、「牛すじ煮込み」というと、味噌風味の大阪の「どて焼き」や、醤油風味でコンニャクが入った神戸名物「ぼっかけ」みたいなのを想像していたが、全然違う! プワ~ンとコチュジャンの甘いニオイがし、そして、ほんのりとニンニクも香る。あ、もしかして韓国風ですか?

・大きく、柔らかく、甘辛い。ちょうどいい

韓国料理と言うと、「辛い」「味付けが濃い」というイメージがあるが、牛すじ煮込の辛さはほ~んのり、という程度。辛さより、リンゴのような爽やかな香りと、ズキュゥゥンと食欲を刺激するニンニクの香りの方が表に出ており、それが心地いい。

肉の大きさも「これでもか!」というくらい豪快。それでいて「スジ」であることを忘れるくらい柔らかさ、でもギンギンに濃い味ではない、ちょうどいい塩梅(あんばい)の甘辛さだ。もう、パクパク食べられてメチャOCです!

・ビールに合う! 米に合う! 何でも合う!!!!

肉のウマミとコチュジャンにニンニクの香り、コリャ米も進むし、ビールも進んでちょっと食べすぎ注意だ。また、サブウェイのような野菜たっぷりのサンドイッチに挟んで食べても美味しそう! とにかく何でも合うのである。個人的には、鍋にあけて豆腐と軽く煮て食べてみたいと思った。

もし、あなたが和風の牛すじ煮込しか食べたことがないなら、一度味わってみてほしい。牛すじ煮込へのイメージをガラリと変わってしまうぞ!

参考リンク:山本牛蔵
Report:沢井メグ
Photo:Rocketnews24

▼こちらがお店で提供されている『牛すじ煮込み』、人気メニューだそうだ
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▼オンラインショップで5パック2700円~の冷凍牛すじ煮込み
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▼加熱中
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▼フルーティーな甘い香りとニンニクのにおいがフワ~っ
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▼肉! スジ肉!!
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▼こんなに大きい!
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▼ご飯にかけてもいいし
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▼生卵や温泉卵とも合う
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▼野菜と食べてもOCです!
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