ジャッソー! ジョヤサー! 2012年1月29日に岩手県黒石寺で開催された、日本最大級の伝統的な裸祭り『蘇民祭』。まさに昨日は蘇民祭ニュース一色であった。本誌でも精力的に報じたので、「参加したい!」と思った男性も多いだろう。

そんな心熱き男の中の男たちにに、蘇民祭に参加した記者2人が肌身で感じた「寒さ対策のアドバイス」をお伝えしたい。結論から書こう。

何やっても無駄である。

どんな寒さ対策をしても無駄。完全に無駄。無駄無駄無駄無駄ァ! 完全に無駄無駄無駄無駄ァーッソー! ジョヤサーッ! ジャーーーッソォラーーーッ! ……である。

フンドシ一丁でできる寒さ対策といえば、肌に塗るタイプのホッカイロなどが考えられるが、川の水をかぶるときに完全に流れてしまうと思われるので、まず無駄だ。足袋に防水処理をほどこすという対策も考えられるが、そもそも水の中にザブンと入ってしまうので意味がない。何をやっても無駄である。無駄無駄無駄無駄ァ! 完全に無駄無駄無駄無駄ァーッソー!

ただし、ひとつだけ用意したほうが良いのかも?的なアイテムがある。それは「予備の足袋」である。水の中にザブンと入る「裸参り」で足袋はグッショグショのズブ濡れ状態。寒さの中でも強烈なのは足元なので、裸参り以降の行事に参加するならば新たな足袋を用意しておくと良い。

あと用意すべきことは、品物的には何も無い。なんせ、最後の行事「袋取り」以外の途中参加はバリバリ可能なのだ。ふんどしを持っていなくても、現地で調達できる。まずは様子見で見に行って、「行ける!」と思ったら、現地でふんどし一丁になるのもアリのアリ。

最後に、絶対に忘れてはならないものがある。それは気合いと根性、そして男気だ。
(文=オリュンポス豪)

写真:ロケットニュース24





▼7:00~本誌記者2人

▼全てやり終えたあとのインタビュー

▼休憩所で暖をとる。そこでうまれるふしぎな連帯感。友情も深まった。