千葉・幕張メッセで、2012年1月13日から3日間の日程で開催された「東京オートサロン2012」。この催しは、世界最大級のカスタムカーの展示イベントだ。多くの企業が参加し、所狭しと展示車両が並べられ、会期中25万人が足を運んだとのこと。

その会場で思わぬアクシデントが起きていたことが判明した。屋外スペースに設けられた特設コースで、各メーカーのデモ走行が行われていたのだが、とある女性ドライバーが走行開始直後に縁石に乗り上げてしまい、走行できなくなった。それどころか、自力で縁石を下りることができず、フォークリフトまで登場する騒ぎとなったのである。

縁石に乗り上げる事故を起こしたのは、「GAZOO Racing LEXUS IS-F CCR」に乗車したドライバー、佐藤久実選手だ。ドライバーであり自動車評論家としても活躍する彼女、過去に全日本選手権や全日本GT選手権、ドイツ・ニュルブルクリンク24時間レースにも出場した経験を持つベテラン中のベテラン。

しかしこの日はどうしたことか、走行開始直後に目の前に見えているはずだった縁石に乗り上げてしまい、それ以上走行ができなくなってしまったのである。デモ走行なので、他の車両はコースにいなかったはず。仮にいたとしてもレースをしている訳ではないので、先を急ぐ必要はなかったはずなのだが。

いずれにしても、車が大破するような激しい事故ではなかったので、けがはなかったのではないだろうか。ベテランでも意外なミスを犯してしまうもの、素人であればこれに学び、さらに安全運転を心がけたいものだ。

参照元:Youtube dpqw1000