
逃げちゃダメだ。「エヴァンゲリオン」の主人公・シンジ君の名言であるこのセリフ。私(中澤)は、TVシリーズが終わった直後に14歳になった直撃世代なので、ヤバイ時はいつもこのセリフを思い出す。もはや座右の銘と言っても過言ではない。
そんな私が直近で最も「逃げちゃダメだ」と思ったのは、先日、株式会社カラーから取材依頼が来た時だった。こ、公式!!! しかも「エヴァンゲリオン」シリーズの作曲家である鷺巣詩郎さんがなぜか私に注目しているという。何それ怖い! でも逃げちゃダメだ……!!
・神
株式会社カラーから名指しで連絡が来ただけでも衝撃だったのだが、鷺巣詩郎と言えば、「エヴァンゲリオン」シリーズ、『シン・ゴジラ』などの作品はもちろん、それ以外でも多くの有名な仕事を手掛けてきた作・編曲家。大御所中の大御所である。
インディーズバンドの『si,irene(シー・アイリーン)』でギタリスト活動をしている私としては、音楽家としてリスペクトすぎる人物だ。
・逃げちゃダメだ……
一体、鷺巣先生は私のどこに注目したのか? 相手が神すぎて怖い。でも、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ、逃げちゃダメだ……
むしろ攻めよう。
俺のギターを聴けェェェエエエ!
・音楽は言語を越える
全ては鷺巣先生が謎すぎるのが悪い。『新世紀エヴァンゲリオン』はTVシリーズ放送後、考察が盛り上がったけど、その作曲家もまた謎だったのである。しかし、我々はミュージシャンだ。
音楽は言語を越える。奏でるメロディー、作る音楽を聴くだけで、幾千の言葉を重ねるより、互いを理解できることもある。私も30年くらい楽器をやっているので、時間を重ねれば重ねるほどにそうなることは自分で感じているところだ。この共通言語で鷺巣先生の心の扉をノックする。せめて、ミュージシャンらしく。
・どおりゃあああああ!!
というわけで、シー・アイリーンのカセットテープとラジカセを持って『BACK TO NEON GENESIS』大阪公演の楽屋に突撃。テープを聴かせてみた! 最終安全装置解除、ラジカセ、リフトオフ! どおりゃあああああ!!
鷺巣詩郎「いいですねえ」
ノリノリだった。
鷺巣詩郎「中澤さんのイギリスツアーの記事読みましたよ」
読まれていた。
鷺巣詩郎「音を聴くのは初めてなんですが、中澤さんのギター凄く良いですよ。音も凝ってて良い音です。『エヴァンゲリオン』の僕の曲で英語詞を書いているマイク・ウィズゴウスキーっていうイギリス人の相棒がいて、彼もバンドをやっているんですが、ちょっと似てます。
特にギターの感じが。UKの匂いを感じますね。あと、ボーカルの潰れたエフェクトの処理とかね。良いじゃないですか。いや、本当にギター良いですよ」
──恐縮です……!
鷺巣詩郎「ミュージシャン同士ってやっぱりシンパシーがあるんですよ。そういうの凄い好きなんですよね」
・インタビューの裏側
ノックするどころか最初から扉が全開だった。瞬間、心、重なってた。そんなわけで、先日アップしたインタビュー記事で鷺巣先生が真剣に話している画像の裏側は……
こうなってました。
・ミュージシャンに重要な才能
鷺巣詩郎「今でも、ロンドンでスタジオ終わりの2時とか3時に車を呼ぶと、運転手さんが『音楽業界の人? じゃあこれ聴いて』ってカセット渡してきたりするんですよ。それで割と僕らカセットもらったりするとちゃんと聴くんですよ。なぜかって言うと……
ミュージシャンって才能ある人を見つける才能っていうのが凄く大事なんですよ。自分の才能も大事だけど、成功する人はひょっとしたら自分の才能以上にそれが突出してるのかもしれません。これ売れるんじゃないかなって見抜く才能っていうのが凄く重要なんです。
だから、我々はそういうものをなるべく聴くようにする。それから、これは昔からそうなんだけど、渡すだけじゃなくてその場で聴いてもらうっていうのが重要。要するに、これは良い企画だと思います」
・鷺巣セラピー
最終的にメタい褒め方をされたことはさておき、親身すぎてA.T.フィールドが中和されまくった。鷺巣さんが言っていたミュージシャンのシンパシーとはこれかもしれない。クッ、補完されてしまいそうだ。tumbling down,tumbling down,tumbling down~♪
危うく、甘き死が来たるところであった。『新世紀エヴァンゲリオン 劇場版Air/まごころを、君に』が終わった時の胸に穴が空いたような感じを鮮烈に思い出す。そして、リビルドした「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」シリーズでの熱狂。振り返れば、いつだって鷺巣詩郎の音楽が世界に鳴り響いていた。
そんな鷺巣さんが指揮した『BACK TO NEON GENESIS』のレポートは以前の記事で。こちらのインタビューでは今回のコンサートアレンジの理由や、「エヴァンゲリオン」の音楽演出について、はたまた鷺巣さんの音楽の作り方まで、ミュージシャンのシンパシーを武器に話を聞いているのでぜひお読みいただけると幸いだ。
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
©︎khara/Project Eva. ©︎1997 khara/Project EVA.
▼動画はこちら
▼恐縮すぎました
中澤星児






















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