ご承知の通り、新宿の地下街は途方もなく広い。駅でいうと新宿三丁目駅を起点に西新宿駅、あるいは都庁前駅まで繋がっており、広さに関しては世界有数ともいわれている。

さて、それだけ広い地下街だと意外な出会いも起こりやすいらしい。先日、幾度となく通った新宿の地下街を歩いていると突然出会ってしまった……総重量1kgの焼肉丼に──。

・新宿三丁目エリアにて

精通しているとまでは言わないが、私は新宿の地下街にそれなりに詳しいと自負している。そりゃ10年も新宿で働いていれば、地下街であろうとそこそこの土地勘がつくのは当然であろう。

一方で「こんなとこにこんなのあった?」と驚くこともしばしばで、特にさほど通らない都庁前付近では新発見も多い。……が、デカ盛りの焼肉丼は私がしょっちゅう通っている新宿三丁目エリアで発見した。

場所は500円の朝ラーメンが有名な「百日紅」の対面で、地上だと伊勢丹の横のヴィトンのあたり。さらっと店の前を通りすぎようとすると「総重量1kg」の文字が目に飛び込んできたのだ。

・地下街でデカ盛り

お店の名前は「焼肉丼 たれ櫻(ざくら)」といい、カウンターがメインのこじんまりとした店構え。調査によると昨年9月にオープンした、世にも珍しい焼肉丼の専門店らしい。

まさかこんな近所にデカ盛りがあったとは……! 高齢化に伴い最近はめっきり食べられなくなってきているが、ハチャメチャ頑張れば1kgくらいはイケるハズ。というわけで総重量1kgの「肉3種デカ盛り丼(2900円)」をオーダーした。

料理を待つ間メニューを見ているとデカ盛り丼の他には「三元豚カルビ丼(950円)」「牛カルビ丼(1250円)」「味噌チーズ焼肉丼(1300円)」などがあるもよう。また米はコシヒカリで、京都の味噌だれがウリのお店のようだ。


・ご対面

で、注文から10分足らずで到着した「肉3種デカ盛り丼」はというと……



うむ、わかってたけどデカい。


お腹も空いていたためか、先ほどまでは「イケるっしょ」とややオラついていたが、デカ盛り丼の迫力に死闘を覚悟せざるを得なかった。肉もドドンだけど丼も意外と深いっすよ……!

……が、3種の肉「豚カルビ」「牛カルビ」「ホルモン」はいずれも安定のウマさ。タレは甘さが控えめで、どちらかというと肉のウマさを引き立てる系統の味付けだ。

また肉を食べ進めていくと豆もやしのナムル & コチュジャンに遭遇。ははーん? というわけでここからはスプーンを駆使して “ビビンバにして食べる作戦” に舵を取った。

ビビンバにすると肉はともかく米はかなり食べやすくなり快調に丼は減っていく。それでも満腹中枢がガッツリ刺激されてるのに、まだまだ残っているのがデカ盛りのデカ盛りたる所以だ。


・辛勝

何度か「お持ち帰り用のパックを……」と言いかけたが、最終的には腹パンになりつつ「肉3種デカ盛り丼」を完食。この日は結局、これが最後の食事であったことは言うまでもない。

ご承知の通り、新宿の地下街は途方もなく広い。例えばしょっちゅう通ってる道でも突然「デカ盛り焼肉丼」と出会うくらいには広いようだ。

・今回訪問した店舗の情報

店名 焼肉丼 たれ櫻
住所 東京都新宿区新宿3-4-8 京王フレンテ新宿三丁目 B2F
営業時間 11:00~22:00
定休日 不定休

執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.

▼そびえる焼肉丼。