これは神に誓って悪ふざけではないのだが、ふと私の頭にこうよぎった。「というか、ビッグマックにアップルパイを入れたらめちゃめちゃウマくなるんじゃないか?」と。

その根拠については後述するが、成功しようが失敗しようが思いついてしまったらやってみるしかないだろう。というわけで、ひとっ走りマックへと急行した。

・2つの根拠

ビッグマックにアップルパイを挟んだバーガーのことを、仮に「アップルパイビッグマック」と呼ぶことにしよう。私(サンジュン)がアップルパイビッグマックを「美味しいんじゃないか?」と思うのには2つの根拠がある。

1つはここ数年、ハッシュポテトなどを追加した「食感系バーガー」が登場していること。例えばマックでたまに発売される「ザク切りポテト & 肉厚ビーフ」などは、ポテトの食感が楽しいハンバーガーだ。

もう1つは “甘じょっぱい系” の料理がもれなく美味しいこと。みたらし団子やハッピーターンはその最たる例で、朝マックでは甘じょっぱい「マックグリドル」が提供されている。

アップルパイはザクザクカリカリの「食感」と、りんごの「甘さ」を兼ね備えており、逆にこれまでハンバーガーに挟まれなかったのが不思議とも言えなくない。マジでこれはあるんじゃないか……?


・やってみた

というわけで、近所のマックで「ビッグマック」と「アップルパイ」を購入。さっそく「アップルパイビッグマック」を作ってみることにした。


ビッグマックのバンズを取ったら……


アップルパイをのせる。


完成……!


調理時間(?)はわずか5秒。あまりのあっけなさに拍子抜けしてしまったが、手軽にできるに越したことはない。で、まずは包丁でカットして断面を見てみると……


イケそうやん!!


・いざ実食

したたり落ちるアップルパイの中身がイイ感じにジューシーさを演出しており、通常のビッグマックにはない “シズル感” がプラスされていた。これは発明の予感……! で、実際に食べてみると……


悪くないし、むしろウマい。


……が、激ウマでもない。


まず食感についてだが、確かにアップルパイの四つ角というか、ふちの部分に関しては想定通りザクザク食感が楽しめた。その食感は心地よく、この点は明らかにプラスポイントと申し上げていいだろう。

一方でアップルパイの平面の部分のカリカリは思ったより弱めで「バンズに吸収されちゃってるかな?」といったところ。終始ザクザクではなかった点は、悪い意味で想定外だ。


・失敗ではないが

またりんごの「甘さ」とビッグマックの「塩気」のコンビネーションは全く悪くない。……悪くないのだが「ヤバ!」というほどインパクトがあったかといえばそうでもなく、やや中途半端になってしまった感がある。

要するに「甘さ」も「塩分」も物足りなかったので、甘さに関しては「アップルパイ × 2」にして、塩分に関してはより味の濃いバーガーを選ぶといいのかもしれない。

とはいえ方向性は間違いないし、プロトタイプとしては上々の仕上がりであろう。機会があれば最強のアップルパイバーガーをお披露目するので、特に “甘じょっぱい好き” な方は続報をお待ちいただきたい。

参考リンク:マクドナルド
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.