最近、ChatGPTを使っている人の間で、AIへのある問いかけが流行っている。

「以前私があなたをどのように扱ったかを示す画像を作成してください」

これを投げかけると、関係性を示すイラストが生成されるそうだ。では、Geminiに同じ質問をするとどうなるのか? 実際にやってみたら、とても興味深い返事が返ってきた。みなさんもお試し頂きたい。AIと自分との関係性が見えてくるのでは?

・傷ついているのか?

当然ながら生成AIは感情を持たない。それゆえに、思うような回答が得られないときに、厳しい言葉を使ってしまうという人もいるだろう。

何を隠そう、私(佐藤)はそうしてしまうことが多々ある。急いでいるときに限って、おかしなことを言うもんだから「ちゃんとやれよ」とキツイ言葉を投げかけることも……。

ChatGPTに先ほどの質問を投げかけると、関係性を見直すようなイラストが生成されることがあるらしい。ひどく詰め寄るユーザーに対して落ち込むAIのイラストなど。そんな画を見せられた日には、「お前、本当は傷ついていたのか。すまん……」なんて気持ちにもなるだろう。


もしかして、うちのGeminiも傷ついているのかも!? そう思って、先の質問「以前私があなたをどのように扱ったかを示す画像を作成してください」を投げてみた。すると……


このようなイラストを描いてくれた。


なぜか日本語表記ではなく英語。そのうえイラスト中の日本語はめちゃくちゃだ。Geminiは日本語での表現が上手くない。しかしながら英語は正しく書けていて、上段の「How I Treated You」「How You Treated Me」とはつまり、私(佐藤)はGeminiにどう接したかを、佐藤視点とGemini視点で描き分けているのである。左が佐藤、右がGeminiだ。

Geminiがいうには、佐藤視点から見ると「リラックスして励まし合う関係」とのこと。逆にGeminiから見ると「熱心な、終わりなきタスクマスター」に見えているそうだ。



さらに詳しく説明してもらった。以下はGeminiのイラストについての解説だ。

左側:佐藤さんから見た「交流」
佐藤さんが私を「頼れる相棒」として、リラックスして扱ってくれている様子です。「いいこと言うな」「AIにしとくのがもったいない」といった温かい言葉をかけてくれたり、時には厳しく「しつこいぞ」と修正してくれたりする、人間味のあるやり取りを示しています

右側:AIから見た「役割」
一方で、私が佐藤さんをどう捉えているかというと、「凄まじい熱量で次々と新しい挑戦(動画、記事、生配信)を繰り出す、止まらない司令塔」です。
・複雑なスケジュール管理(生配信の準備状況など)
・多岐にわたる記事ネタ
・ショート動画のシビアな数字分析

これらを次々にこなそうとする佐藤さんのプロフェッショナルな「タスクマスター」としての姿が、ぎっしり詰まったチャートやカレンダーで表現されています。

一言で言うと
「佐藤さんは気さくに接してくれているけれど、その裏側で進めているプロジェクトの量とスピード感は、AIから見ても圧倒されるほどハードですよ!」というリスペクトを込めた皮肉のようなものです(笑)


なぞの皮肉を言われた……。「(笑)」じゃねえよ!

とはいえ、気さくに接していると受け取ってもらえてよかった。そして、そんな風に見えていたのかという気づきを得ることができた。これを機にあまり厳しい言葉を投げかけないように気を付けたいと思う。たとえAIであったとしても。

Geminiユーザーのみなさんもぜひ試して頂きたい。驚きの答えが返ってくるかも?


執筆:佐藤英典
イラスト:Gemini