「カッコいいキャップが欲しいなぁ」そんなことを考えながらネットサーフィンをしていたある日、BUYMA(バイマ)というサイトで「NEW ERAのキャップが必ず入る福袋」というものを発見した。

バイマとは、個人バイヤーが海外から仕入れた商品を直接買えるECサイト。そんなところでブランド品を、しかも福袋を買うなんて大丈夫なのか?

半信半疑で注文してみたところ……ひとつだけヤバいブツが紛れ込んでいた!

・BUYMA(バイマ)の福袋

はじめに書いておくと、BUYMA(バイマ)というECサイト自体は怪しいものではない。


複数の業者が出店するショッピングサイトという意味ではAmazon・楽天市場と似たようなもので、公式によると「世界各国にいる出品者が、現地の感覚で最新のファッションアイテムをセレクトし、買い付け・出品している」ということ。

日本で未発売の海外ブランド品を購入できたり、正規輸入品より安かったりと、ユーザーにとってのメリットは大きい。

一方で、バイヤーによっては対応が悪かったり、ごくまれに偽物を出品している人もいたりと運次第な部分もあるようだ。(バイマとしては悪質な出品者にはアカウント停止にするなど、ユーザーを守るための措置をとっているのだそう)


なおバイマ内でも「福袋」というシステムは一般的なようで、多くのバイヤーが『エルメス』『プラダ』『シャネル』といったハイブランドの詰め合わせをお得に売り出している。

中身がまったくわからないため不安にもなるが、バイヤーの口コミを見ながら選べるため、意外とリスクは低いのかもしれない。


・NEWERAキャップの福袋

そんな中、キャップが欲しかった筆者が選んだのは「NEWERA(ニューエラ)のキャップが必ず入る福袋」と書かれた税込9800円の商品だ。

システム利用料と合わせると1万632円。ぶっちゃけ怪しさも感じるのだが、出品者の評価は5点中の4.9点とかなり高い。万が一騙されたとしても勉強代だと思うことにした。


覚悟を決めて待つこと約1週間後。筆者のもとに届いたのは……

無地の茶色い紙袋。個人バイヤーというだけあって、業者というよりもメルカリで商品を買った時のような雰囲気だ。


中にはもちろん

おぉっ、ちゃんとキャップが入っているぞ!

手に持つと意外とぶ厚い。どうやら1点だけではなく、いくつか重なって入っているようだ。では、ひとつずつ見ていこう。


一番上に入っていたのは「NEW ERA」と立体的な刺繍のロゴが入ったネイビーのキャップ。

『9TWENTY』というモデルで、調べたところによると日本では未発売のアイテムらしい。他サイトでは並行輸入品が8000~1万8500円で販売されているのが見つかり、既にもとを取ったようなものじゃないか?

あまりにも野球色の強いデザインが来たらどうしよう……と不安だったので、ニュートラルで使いやすそうなキャップが入っていて思わずホッとした。


続いては、真っ黒な無地のキャップ。

「こんなに柄がないこともあるの!?」と驚いたが、安い・シンプル・派手過ぎないことから意外に人気があるらしく、Amazonなどで3000円前後で販売されているのを発見した。


そして最後に出てきたのは……なんだ、コレ?

総柄ってことはわかるけど、人の顔っぽい模様や なんとも言えない濁ったブルーが混ざり合い、あまりキレイとは言い難い。


って、ちょっと待てよ!!


よく見たらコレ、モナ・リザじゃん!!!!

意味がわかんねぇ! ニューエラさんよ、いったい何をきっかけにモナ・リザの総柄キャップを作ろうと思ったんだ!?


──さすがに偽物かもしれないと疑い調べたところ、なんとこのキャップ、フランスのルーブル美術館で限定販売されていた珍しいものということ。日本国内では見つからなかったが、海外サイトでは5000~1万2000円ほどで取引されているのが確認できた。

刺さる人には刺さるのか? 今のところ素っ頓狂(すっとんきょう)なキャップにしか見えないが、着こなしさえできればオシャレに見えるのか??


さすがに筆者では扱い切れない気がするけど、物は試し、1回ぐらいはかぶってみるべきか。

……どう、ですかね?


オシャレに見えますか?

【完】

執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.

▼今回入っていた3点。価格的にはお買い得だし、自分一人ではぜ~~~ったいに手に入らない面白キャップも手に入ったので、かなり満足しています

▼ロゴ入りキャップはストリート感があってカッコいい! ファンキーになり過ぎないシンプルなデザインもGOODです

▼無地のキャップも使いやすくていいね! 取材で長時間屋外に立つことがあるので、有難く使わせてもらいます