アメリカ発の中華チェーン『パンダエクスプレス』。料理は中華だけど質はアメリカなのが良い。まさに中華料理のファストフードチェーンだ。炒飯とかウマイわけではないのになんか癖になる味してる。たまに食べたくなるんだよね、あの薄味の炒飯。

そんなわけで、渋谷宮下公園にあるパンダエクスプレスに行ったところ、前に並んでいた外国人の注文がカッコ良すぎた。え、そんなことできたんですか?

・注文方式

メニュー単体ではなくプレートを注文する形のパンダエクスプレスの注文方式。「ボウル(税込1105円)」はベース1品・メイン1品で、「プレート(税込1340円)」になるとメインが2品選べ、「ビッグプレート(税込1570円)」だとメインが3品になる。

じゃあ、このベースとメインって何なのかと言うと、定食で例えるならベースがご飯でメインがおかず。数種類のメニューの中から好きな料理を選んで組み合わせることができ、価格が上がるごとにおかずが増えていくシステムだ。


・初心者はプレート

まあ、ほとんどの人がプレートを注文しているから、初心者はとりあえずプレートを選択してベース1品とおかず2品を選んどけばOK。ちなみに人気なのはオレンジチキンだ。というわけで、私(中澤)はいつもベースは炒飯か焼きそばで、メインは「オレンジチキン+1品」である

でも先日、前に並んでいた外国人がそんなプレートの概念を覆す注文をしていた。え、そんなことできたんですか!? 私が思わず二度見したオーダーとは……


メイン2品、どっちもオレンジチキン。

振り切っている。その外国人の方はちょっと恥ずかしそうに店員さんに「俺、オレンジチキンがマジで好きなんだよね」的なことを言っていた。へー、対応してくれるんだ!



・連鎖

そこで私も真似してみた。ただでさえ大盛のパンダエクスプレスで、2品分のオレンジチキンは盛りっぷりが夢に出てきそうである。と、そう思いながら準備中の皿を眺めていると後ろから声が聞こえた。「わ! シブい」と。振り返ってみると、そこに立っていたのは……

通りすがりのZ世代カップル。男性が「ねえねえ! あれ、シブくない?」と女性に教えていた。まるで街中でファッションリーダーとすれ違ったが如く「シブい」と沸いている。パンダエクスプレスのオーダーでこんな連鎖が起ころうとは。どうやら、革命的に感じるのは私だけではなかった様子。

その時にはリーダーの外国人の方はすでにどっか行っていて熱だけが残っていた。その地味な連鎖に裏技が爆誕する瞬間を見たような気分になった。そんなわけで、私はこの技を「オレンジチキンダブル」と名付けた



・ダブルでもイケる

食べてみると、オレンジチキンは酢豚のチキンバージョンみたいな味でさっぱりしてるからダブルでも余裕。単品で食べると薄味に感じる炒飯も、オレンジチキンとのコンビネーションは良いんだよな。むしろ、炒飯はこれしかない気がしてくるから不思議。なお、Z世代カップルはオレンジチキンダブルはしてなかった

メニューに記載はないけど、実は可能なルールで言うと「ハーフ&ハーフ」もある。これはベースを半分ずつ選ぶ技でベースの注文の際「ハーフ&ハーフ」と言うと対応してくれるもの。炒飯と焼きそばで炭水化物祭を開催するのも可能で多くの人が利用していた。


それぞれのベストプレートがありそうなパンダエクスプレス。その癖になる味と合わせてちょっとした探求心が芽生えるところがZ世代の注目を集める点なのかもしれない。私もしばらくハマりそうだ。


参考リンク:パンダエクスプレス
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.

▼外国人がやってたオレンジチキンダブル

▼色々食べたい人は「ハーフ&ハーフ」