ラーメン二郎の例を挙げるまでもなく、世の中は「マシマシブーム」の真っ最中。何でもかんでもマシマシにすればいいワケではないが、マシマシにすると心が満たされることがあるのも確かである。

さて、つい先日のこと。何気なく立ち寄った「ペッパーランチ」にてとんでもないマシマシメニューを発見した。ちょっと待て……『コーン500%ペッパーライス』だと……?

・看板メニュー

「いきなり!ステーキ」系列の飲食チェーン店として知られる「ペッパーランチ」の看板メニューと言えば、ご存じ「ビーフペッパーライス」である。

熱々の鉄板の上でビーフ・ライス・ネギなどを半セルフで焼きながら食べる名物料理は、老若男女問わず支持される “愛されメニュー” と言っていいだろう。

・500パー

そのビーフペッパーライスに欠かせないのが「コーン」で、理由はよくわからないが同メニューのコーンはやたらとウマい! ペッパーランチによると「コーンはトッピングとしても人気が高い」とのことだ。

そのコーンを従来比500%増しにしたのが『コーン500%ペッパーライス』で、コーンの量はなんと約250グラム! 粒にするとおよそ850粒のコーンが入っているらしい。いや、よく数えたな!

普通にビーフペッパーライスを食べようと思っていたが、流石にこれは見逃せない。商品画像は単なる「コーンバター」であり、ビーフペッパーライスの気配はかき消されていた。

なお、今回はベーシックな『コーン500%ペッパーライス(1080円)』を注文したが、「お肉大盛りコーン500%ペッパーライス(1330円)」と「お肉特盛りコーン500%ペッパーライス(1630円)」もラインナップされている。

・知ってた

で、目の前に現れた『コーン500%ペッパーライス』は、わかっちゃいたがコーンしか見えねえ! イエローにも程がある!! やはりここでも「居酒屋のコーンバターにしか見えない」といった感想だ。

肝心のお味はと言うと、こちらもコーンの存在感が強い! どう食べてもスプーンに大量のコーンが入って来るのが『コーン500%ペッパーライス』である。500%はもはやトウモロコシ畑であった。

また『コーン500%ペッパーライス』はデフォルトでライスが少なめであることも、コーンまみれに拍車をかけている。まさに「コーンの、コーンによる、コーンのためのペッパーライス」といった雰囲気だ。

なので通常のビーフペッパーライスと比較すると「やや子供っぽい味」「優しい味」「食べやすい味」などと言えるかもしれない。主役だけではなく脇役もコーンなのが『コーン500%ペッパーライス』である。

いずれにせよ、ここまでコーンを主役にしたメニューはほぼ無いので、三度の飯よりコーン好きな方は1度召し上がってみてはいかがだろうか? 私はコーンは普通に好き程度だが、結果的には「いいマシマシ」と感じた次第だ。

参考リンク:ペッパーランチ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.