先日、新潟県のローカルスーパー「原信」のお惣菜コーナーで「タレカツ丼」が販売されているのを発見した。

さすが原信、県民の需要をよく分かってるなぁ。

タレカツ丼って時々無性に食べたくなるんだけど、自分で作るのはちょっと手間だし、田舎だとお店に食べに行くのも大変なんだよな。

見ていたらすっかりタレカツ丼が食べたくなってしまったので購入してみたところ……「こういうのでいいんだよ」ってなった。


・食べてみたら……

商品名は「新潟タレカツ丼」。どんぶり型のパッケージに入っていて、持ち上げてみるとずしっと重みを感じる。

価格は税込み538円だった。

タレカツ丼ってお店で食べると大体1000円近くすることが多いのに────! 約半額で食べられるのはありがたいな。


ただ……値段が安いってことは、クオリティもそれなりなんじゃないだろうか。言ってもスーパーのお惣菜だし、あまり期待しすぎない方がいいかも。


そんなことを思いながら蓋を外してみると、綺麗なきつね色のカツが3枚現れた。


サイズはお店で出てくるタレカツと同じくらい。カツだけでも大体の人が満足できそうな十分なボリュームだ。



タレが別添えになっていて、カツの食感が損なわれないようになっているのもポイントが高い。

以前ご紹介した原信のタレカツおにぎりのカツにはすでにタレが染みこんでいて、ジューシーではあったけどサクサクした食感はほとんどなかったんだよな。

せっかく揚げ物を食べるなら食感も楽しみたいので、この配慮はありがたい。


カツの上にタレをまんべんなくかけたら準備完了。さっそくひと口食べてみると……


──お店の味とそんなに変わらなくない?


薄めの豚肉にはまんべんなく香ばしい衣がついていて、揚げ物の味をしっかりと楽しめる。

濃厚な甘じょっぱいタレとの相性も抜群で、下に敷いてあるお米があっという間に消えていく。これだよこれ~~~!!!!


カツは揚げてから時間が経ってしまっているため多少しっとりしているものの、それでもサクサクの食感がわずかに残っていた。

お店で出てくるタレカツのような作りたての食感ではなかったけど、「タレカツ丼を食べたい」という欲を満たすには十分だったと思う。

専門店じゃないのにこのクオリティのタレカツ丼を作れるの、すごい……!!



・満足度高めでした

ということで、原信のタレカツ丼は安い上に良質な味を楽しめる満足度の高い商品だった。

原信は新潟県の至る所に店舗を構えているので、県内のどこにいても気軽に購入できるのが嬉しい。

気になったら購入してみて損はない商品なんじゃないかな。食べ終わった後に、きっと心の底から「こういうのでいいんだよ」と思えるはずだ。

県外に住んでいる皆さんも、もし新潟を訪れることがあったら是非食べてみてほしい一品だった。

執筆:うどん粉
Photo:RocketNews24.

▼漬物も添えられていた

▼消費期限と……

▼栄養成分表示、原材料名はこんな感じ