やあ、ポケモンGOトレーナーのみんな! さっそくだけど2025年11月7日(金)~9日(日)の3日間、長崎県長崎市にて『ポケモンGO ワイルドエリア2025』が開催されっゾォォォオオオ!!

ワイルドエリアは昨年の福岡に続き2回目の開催で、翌週15日(土)と16日(日)には『ワイルドエリア2025 グローバル』も開催される。気になる会場は? そしてチケットの販売日は? 詳細は以下をご覧あれ!

・会場は

まずはまどろっこしいことは抜きに『ポケモンGO ワイルドエリア2025 長崎』のイベント概要をご覧いただきたい。


開催日時: 2025年11月7日(金)~9日(日)の3日間
会場: 長崎市全域
参加費: 3600円
チケット発売開始日: 2025年8月28日(木)午前8時


冒頭でもお伝えした通り、開催日時は11月7日(金)~9日(日)の3日間。昨年より1日長い開催だが、この際それはどうでもいい。それより注目は……


会場がない」ということである。


・会場は無し

あえて言うなら会場は長崎市全域となる。理由は追々触れていくが、大きな理由としては「ワイルドエリア級のリアルイベントを開催できるほど大きな公園が無い」ということらしい。

ただし、長崎市内に複数の「イベントスポット」が設置され、入場ゲート、トレードエリア、フォトスポット等が設置されるとのこと(全てのイベントスポットに同じ設備があるとは限らない)。

そのうちの1つで最も大きなスポットになりそうなのが「長崎水辺の森公園」で、こちらには少なくともゲートが設置される。その他、長崎県庁前の「おのうえの丘」もスポットの1つになるそうだ。

具体的な名称が挙がったのは上記2つのスポットだが、ニュアンス的には4~5カ所はスポットが設置されそうな気配。各地のイベントスポットについては、後々公開される見込みだ。

・ゲームと連動の可能性も

またこれらのイベントスポットは “リアル” がメインで、基本的にどこに出かけてもゲーム内容に差が出るものではないらしい。つまりシティサファリのように「イーブイのポケストップ」を周回させるような設計ではないとのことである。

一方で「もしかしたらイベントスポットとゲームを連動させるかもしれない」とも話していたので、こちらも発表を待つことになりそう。まだ日はある。楽しみに追加情報を待つべし。

・会場が無い理由

さて、ここまで読んで勘のいい方はお察しの通り『ワイルドエリア2025 長崎』は「リッチなシティサファリ」という印象を受けた。特定の会場がない点は、まさしく「シティサファリ」と同じである。

その理由についてナイアンティックの関係者に質問したところ、以下のような回答を得られた。


「これまでの大都市と比較して、長崎という一回り規模が小さい街を選んだこと自体が挑戦です。ありがたいことに大都市以外の自治体さんからも “ポケモンGOのイベントを開催して欲しい” とお声がけいただくんですね。

ただ、例えば万博公園レベルの公園って日本中探しても滅多に無いんですよ。それでも開催するからに多くのトレーナーに遊んで欲しい。そこで今回は会場にこだわらない設計になりました」


つまり、ワイルドエリア長崎は「リアルイベントをコンパクトにスケールする挑戦」の意味合いが強いのだろう。長崎が成功すれば、それこそ日本中の都市が開催地の候補になるのかもしれない。

また「会場が無い & 追加オプションはある」ということは、特にイベント参加日にこだわる必要もないハズ。これまでのように「土曜午前が即完売!」のようなことにはならないだろうし、なったところで影響を受けるトレーナーはいないと思われる。

さらに上述の通り、今回はチケットの先行発売は無し! 割引きもなく通常価格の販売だけで「売り切れたら即終了」なので、参加を検討している方は早めにチケットを押さえて欲しい。大丈夫、オプションの追加は後から出来るから。


で、で、で。


ここは重要なので会見での質疑応答ではなく、会見後にナイアンティックの人に直接以下のことを伝えた。


「昨年のワイルドエリア福岡は、ゲーム内容的に決して満足度は高くなかった。福岡市の魅力に助けられた側面が大きいと思うので、長崎ではぜひゲーム内容的に頑張ってください」


それに対しナイアンティックの人は「そういった声があることはフィードバックを分析して承知している。ゲーム内容的にも満足いただけるよう頑張ります」とのことであった。

まあ、開発者とプレイヤーの温度差は多くのゲームが抱える永遠の課題である。ただナイアンティックも「去年と同じでいいや」とは思っていないし、少なからずトレーナーの声が届いている……と信じたい。

・ワイルドだぜ~

前置きがだいぶ長くなったが、長崎県庁で開催された記者会見では長崎県の大石知事と長崎市の渡部副市長が、ワイルドエリア長崎への全面協力を力強く約束してくれたことが印象的であった。

ながさき未来応援ポケモン「デンリュウ」を筆頭に「化石博物館」や「ポケモン工芸展」等々、ポケモンと深いかかわりがある長崎県。知事の「イベント開催をポケモンさんの本社にお願いに行った」という情熱が実った格好だ。

さらにナイアンティックのシニアディレクター・河村氏も「長崎県さんにも長崎市さんにも本当にご協力いただいている。開催地を決定するにあたり “地域の皆様が歓迎していただけるか?” は非常に重要なので本当にありがたい」と話していた。

さらにさらに、株式会社ポケモンのメッチャ偉い人・伊藤氏(ウインディ推し)「株式会社ポケモンはデジタルな世界だけではなく、現実の世界でもトレーナー同士が交流できる環境を大切にしてきました。ワイルドエリアではピカチュウやデンリュウとの触れ合いをお楽しみください」とのことである。


さらーーーーーーに!


会見には「ピカチュウ」と「デンリュウ」に加え、スギちゃんも登場!! ポケモンGOトレーナーと知られるスギちゃんは会場を盛り上げたりスベったりしていたが、推しは「ダゲキ」とだけは判明した。ワイルドだろ~?

ざっと以上が、長崎県庁で開催された『ワイルドエリア2025 長崎』の記者会見で明かされた内容である。情報が多岐にわたるが『ワイルドエリア2025長崎』のポイントは以下の通り。


ワイルドエリア長崎は会場が無い回遊型のリアルイベント
・ ただし長崎市内に複数のイベントスポットが設置される
・ 小ぶりな街をあえて選んだのは挑戦
チケット絶賛発売中。売り切れたら即終了で二次販売は無し
・ 昨年のゲーム内容が必ずしも好評でなかったことはナイアンティックも認識している
・ 長崎県と長崎市が全面協力
スギちゃんの推しはダゲキ ←


おそらくというか絶対、現時点で『ワイルドエリア2025 長崎』について、これ以上詳しい情報を掲載しているメディアはあるまい。なぜならゲーム寄りのメディアがうちしか無かったからDA!

そんなわけで、この記事がリアルイベント大好きっ子、ポケモンGO大好き人間、そして『ワイルドエリア2025 長崎』をウキウキして待っているトレーナーのお役に立てば幸いだ。行くぜ、長崎! それではトレーナー諸君の健闘を祈る!!

参考リンク:ポケモンGO公式サイト
執筆:P.K.サンジュン
Photo:©2025 Niantic, Inc. ©2025 Pokémon. ©2025 Nintendo / Creatures Inc. / GAME FREAK inc.
ScreenShot:『ポケモンGO』 (iOS)

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