先日、Amazonで冷凍たこ焼きをポチった。購入時点で100個以上の評価がついていて星4つ。これは期待していいだろうと考えたのだ。

たこ焼きは大阪のかねます食品という会社が中国から輸入していて、入っているのはなんと全部で120個(1袋40個×3)。一気にそんなに届いて大丈夫かな……とも思ったが、まぁなんとかなるか!

ポチって数日後、段ボールにつめられた たこ焼きが届いた。さっそく開けてみると……おぉぅ。


冷凍ものなのでもちろんキンキンのパンパンで届くのだが、やはり120個の破壊力はなかなかのものである。我が家の冷凍庫は一気に膨れ上がってしまった。

ちなみに購入当時の値段は3163円。計算すると1個あたり約26円だから、安いは安いが激安というワケじゃない。サイズも1個20gだからごくごく普通である。


電子レンジ調理専用のたこ焼きとのことなのでレンチン。出来上がりはこんな感じだ。


たこ焼きの形はどちらかというと球体。そして質感は「しっとり」ってな感じかな。


さて、まずは何もつけずに食べてみよう。そのまま一口でかぶりついたところ……


見た目同様、やはり生地がしっとりとしていて口の中でフワッとほどけていく。銀だこ系の外皮パリパリタイプとは真逆で、この食感は鶏卵を多く使用しているからだろうか。


でもってタコはまぁ普通、あるいはちょっと小ぶりといった感じ。味は良くも悪くも冷凍感のあるたこ焼きだなという印象で、全体的にトロッとしていた。

これなら1個あたり15円付近の激安仕様でもいいかもな……。ぶっちゃけそうも思ったものだが、このたこ焼きが本領を発揮してきたのはここからだった。というのも!


そのトロッとしている食感が不思議とクセになってる自分がいた。なんというか、絶妙にレンチンできたときにウマさがゾーンに入ることがあるのだ。

毎回「たこチン君」という相棒でレンチンしていたのだが、おそらくフタの閉まり具合と温めの数秒が味付けを絶妙に変えていた気がしてならない。

そこに気づいてからというもの、完全にたこ焼きから翻弄される日々。120個あったはずのたこ焼きが10個、20個と減っていき、ついに残り少なくなってしまった。

辛いのが残り少ないのに最適解が導き出せていないこと。ソースやマヨなどを使うのはマストとして、フタはしっかり……時間はたこ焼き10個なら500W5分半くらいの長めというところまでなのだ。

もっと突き詰めたい……でも、もう一度注文するとまた120個来てしまう……。


ちなみにAmazonのレビューを見ていると、同商品はもっと安かった時期があったもよう。最近の価格高騰を踏まえると仕方ない部分もあるかもだが、1個約26円なら上がいるというのが正直なところだ。

よって、これを買うなら「トロッとしたたこ焼きが好きな人」「120個のたこ焼きで温め方を研究したい人」「冷凍たこ焼きを家まで届けてほしい人」あたりだろうか。よきたこ焼きライフの参考になれば幸いである。

参考リンク:Amazon
執筆:原田たこし
Photo:RocketNews24.

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