“ガッツリ飯チェーン” の「伝説のすた丼屋」から、2025年7月から新メニューとして販売された『冷やし肉そば』と『ねぎポン酢すた丼』。私(耕平)は今回、『ねぎポン酢すた丼』ではなく、『冷やし肉そば』の方を食べるために、遅ればせながら地元の店舗に足を運んだ。

今まで数々の丼ものをレビューしてきたが、伝説のすた丼屋で麺料理をレビューするのは実は初めて。もちろん注文するのは、最大級の “超鬼肉麺増量” 一択だ。

暑い夏に冷たい肉そばを爆食いしたらどうなるのか? 6月に期間限定で販売された新メニュー『とろろぶっかけすた丼』の実食のときと同様、今回もタイムトライアルに挑戦してみたぞ!

・夏の新戦力

初の麺料理レビューにワクワクしつつ、地元にある「伝説のすた丼屋 京成船橋店」に足を運んだ。


券売機のトップ画面には、7月から販売されている新メニュー2種類が表示されている。


今回訪れた店舗では、『冷やし肉そば』の通常サイズが990円、半冷やし肉そばが490円、そして「すた丼(腹八分目盛り)+半冷やし肉そばセット(1190円)」となっており、基本的なラインナップとしては3種類だ。

ただし、グランドメニューにある麺類のサイズ選択画面を見ると、しっかり用意されていた。そう、“超鬼肉麺増量” が!


麺325g、肉220gという、もはや麺と肉の比率がバグっている配分。さっそく券売機で『冷やし肉そば “超鬼肉麺増量”』を購入。せっかくなので、今回も完食までのタイムを計ってみることにした。


冷たい麺だと、温かい丼ものよりも早く食べられそうな気がするが、前回のタイム「9分3秒」を更新できるだろうか?



・肉の氷山

注文してから約5分。店員さんに呼ばれて取りに行くと……


でけぇ!


見た目のインパクトが圧倒的だ。特大のどんぶりに、肉がたっぷり盛られている。豚バラ肉が山盛りになり、その上にねぎ、味玉、メンマが乗っている。

にんにくのパンチが効いた濃厚なスープが冷たく冷やされて、まさに “夏の肉氷山” と呼びたくなるような光景だ。


席に着いて、タイムトライアル開始! まずは麺から攻めてみる。


中細の麺で、冷たいのでツルツルと喉越しが良い。これは予想以上に食べやすい。温かい丼ものだと途中で飽きが来ることもあるが、冷製麺なら一口が多く取れるので、どんどん食べ進められる。


豚バラ肉を口に運んでみると……


うまっ!


冷たくても、にんにくのパンチが効いた濃厚な味わいはそのまま。むしろ冷やされることで、肉の旨味が引き締まり、さらに食べやすくなっていると感じた。これなら、夏でもしっかりと食欲を刺激してくれる。



開始から5分で、すでに半分以上を食べ終えてしまった。


・ラストスパート

この調子なら、かなり良いタイムが期待できそうだ。そこから、そこからさらに食べ進めた。


そして残り3分の1になったところで、テーブルに常備されている “あの調味料” を投入することにした。そう……


ニンニクだ!


冷たい麺にニンニクという、なかなか経験したことのない組み合わせ。というわけで、さっそく投入!


口に運んでみると、予想通りこれは危険な美味しさ! タイムトライアル開始から7分が経過していたが、ニンニクのおかげで食欲がさらに増してくる。


もう止まらない。一気に具と麺を食べ終え、残るはスープのみ。


最後のスープも一気に飲み干し……


完食!


タイムは10分を少し超えてしまった。撮影しながらの計測だったので、普通に食べていれば8分台で食べられたと思う。冷製麺の実力、恐るべし。これは夏の大食いスタミナ料理として、かなりおすすめできる一品だ。



・夏のスタミナ補給

今回初めて挑戦した『冷やし肉そば “超鬼肉麺増量”』だったが、予想以上に食べやすく、短時間で完食できた。


冷たい麺だからこそ実現できる、この爽快感。暑い夏にガッツリとスタミナを補給したい人には、間違いなくオススメしたい。ただし、このサイズは相当な覚悟が必要だ。


まずは通常サイズで様子を見てから、挑戦することをオススメする。ちなみに、こちらのメニューは期間限定&店舗限定。気になる人は公式サイトで販売店舗を確認したのち、早めに足を運んでみてほしい!

参考リンク:伝説のすた丼屋 
執筆:耕平 
Photo:RocketNews24.
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▼この豚バラの量はエグい!

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