やっと来た。Wikipedia(ウィキペディア)の物販サイトで買った「パズル的な置きもの」が、ようやく我が家にやって来た! シワッシワの袋だったけど、とにかくやって来た!!

──と言われても何のことかわからない人が多いだろうから、もう少し詳しく説明しよう。

今から 1〜2ヶ月ほど前、私はWikipedia Storeという物販サイトの存在を知った。


Wikipediaに寄付をした際に表示されたことがきっかけで……という経緯は以前の記事をご確認いただくとして、珍しさからそのサイトで1つの商品を購入。

しかし、これがなかなか届かない。まだかまだかと待つこと約1ヶ月。ようやく手元にやって来たのである。


・スタイリッシュなパズル

私が購入したのは、木製のデスクパズル。


販売サイトでは「ワークスペースに脳を刺激するスタイリッシュなアイテムをお探しですか?」という言葉とともに、バラバラの木とビー玉のような写真が掲載されていた。


さらに特徴的なのは、「同僚にも好印象です」とまで書かれているところ。パズルなのに、そこまで言い切ってしまうところがWikipediaクオリティという感じがする。



・実物を見たら

届いた実物は知育玩具のような見た目で、あらゆるところに「Wikipedia」の刻印がされていた。


これをバラしてパズル的な感じで遊ぶのが正解なのだろう。説明書のような類は同梱されていなかったが、バラし方くらいは分かるはず……と思ったら愕然とした


バラせねぇ!!!!


いや、上手くやれば知恵の輪的な感じでバラせるのだろうし、そのあたりも含めてパズルなのだろうが、それができない! つまり……


スタートラインに立てない!



でも、これをなんとかしなければ! と思って職場でバラそうと頑張っていたら……


「大丈夫か?」


──というわけで、「同僚に好印象なパズル」は同僚を心配させるパズルにもなることが判明してしまった。大悲報である。



・いくらの価値なの?

結局、パズルとして活用するのは諦め、デスクの上をスタイリッシュにしてくれる置き物として活用することに


これがあることで、殺風景なデスク上に爽やかな風が吹き始めた……ような気がしなくもない。

でも、見れば見るほど、気になってくるのだ。もしこれを売るとしたら、買い取り価格はいくらになるんだろうかと。 

Wikipediaのパズルなんてレアだし、木に刻印された「Wikipedia」のマークでプレミア価格となる可能性……あると思います!

というわけで、このパズルを東京・中野の「まんだらけ」に持って行ってプロに査定してもらうことにした。



・買い取り価格は?

「まんだらけ」といえばカードやフィギュアの買い取りというイメージが強いかもしれないが、ちょっと変わったおもちゃの販売も行っている。だからなんとか買い取ってもらえそう……と思ったのだが、どうだろう?


ちなみに、私はこのパズルを27ドル(約4000円)で購入している。そのうち12ドル(約1800円)は配送費で、純粋な商品代金は15ドル(約2200円)。


開封しているとはいえ、ほぼ新品なので1000円くらいの値がつけば考えてもいいかなと思っていたら……


……


……


……


……


買い取り不可!



──そんなわけで、今も木製パズルは私の机の上にある。色々な意味で解けなかったという思い出と一緒に。


参考リンク:Wikipedia Store
執筆:和才雄一郎
Photo:RocketNews24.
ScreenShot:Wikipedia Store

▼どこから送られて来たのかと思ったら……スウェーデン!?