ゴディバ」はもはや説明不要、押しも押されぬチョコレートのトップブランドである。チョコレートだけでなく、ベーカリー「ゴディパン」やコンビニスイーツなども展開しており、ブランドの信頼は厚く、スイーツ好きにも高い評価を得ている。

そのゴディバが、ひそかに新ブランドを立ち上げてJR東京駅構内グランスタ東京に期間限定出店していた。そのブランドとは、チョコとバターを掛け合わせた「ゴディバターズ」である。

チョコとバターだと!? その組み合わせは確実に美味いヤツではないか。俄然期待が高まると同時に、カロリーの香りがプンプンしてくる。実際に食べてみたら、その美味さを抗うことが難しい! 拒めない味じゃないか!

・チョコとバター

ゴディバターズは2025年5月15日にグランスタ東京にオープンした。ニュースリリースによると、世界初の期間限定店舗で、ここを皮切りに複数の期間限定店舗の出店を予定しており、7月頃に常設1号店のオープンも予定しているとのことだ。

お店は、改札内のグランスタ地下1階、洋菓子店の並ぶ銀の鈴エリアの一角にある。


売り場に入っていくと、奥の方に店舗を発見。期間限定店舗なので簡素な装飾ではあるけど、あれは間違いなくゴディバターズだ。

ゴディバといえば、当然ベルギー産のチョコレートが主役。それと同じく主役級の役割を果たすのが、同じくベルギー産の発酵バターだ。チョコとバターが織りなす美味しさが、ここのお店の売りとなっている。

販売商品のメインはバターサンド、そのほかガレットやフィナンシェなどの焼き菓子も用意している。



・拒めない味

今回購入したのは、バターサンド3種の詰め合わせ(税込1944円)。専用の箱は底の部分に保冷剤が入っており、常温で2時間の持ち歩きが可能となっている。とはいえ、最近急激に暑くなってきたので、余分に保冷剤を購入した方が良いかも。


箱を開けると3つのバターサンドが鎮座している。そこはかとなく漂う品格。1個648円の価格に見合う存在感を放っている。トップのサブレにはゴディバの「G」とバターズの「B」が刻まれており、さりげなくブランド名を訴求している。


3つのサンド、まずひとつがアンバ―チョコレートをベルギー産発酵バターに混ぜ込んで、バタークリームに仕上げた「ショコラキャラメル」


中にはほろ苦いキャラメルフィリングが入っている。


次に発酵バターとカカオ99%のチョコレートでクリームバターチョコレートクリームに仕上げた「ショコラ」


中にはヘーゼルナッツガナッシュが潜んでいる。


そして、ほんのりピンクに色づいた「ショコラフレーズ」。こちらも発酵バターとカカオ99%チョコレートを使用している。


甘酸っぱい苺のフィリングが詰め込まれている。


ショコラキャラメルを食べると、発酵バターをふんだんに使った香ばしいサブレと、なめらかな舌触りのバタークリームが織りなす食感のコントラストが心地よい。バタークリームは濃厚で、舌の上を滑るバターの感触は耽美。柔らかい甘さに芳醇なバターのコク、キャラメルの苦味がそれらを一層引き立てる。

これはなかなかカロリーを感じさせるひと口。だからといって食べることを止められない。むしろもっともっとと欲しくなってしまう。さすがゴディバ、拒めない味を作るのが上手いな~。チョコとバターの組み合わせはズルいよ。



ということで、今後店舗が増えるようなので、出店までしばしお待ちを。お店ができた暁には、拒めない美味しさを堪能して頂きたい。


・今回訪問した店舗の情報

店名 ゴディバターズ グランスタ東京店
住所 東京都千代田区丸の内1丁目9-1 JR東京駅 グランスタ東京 B1改札内 銀の鈴エリア
時間 平日・土曜日8:00~22:00 / 日・祝日8:00~21:00

参考リンク:PRTIMES
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24