数々の社会現象を巻き起こしてきた「エヴァンゲリオン」。今年で放送開始から30周年を迎える超人気アニメシリーズである。

そのエヴァンゲリオンが独自のアパレルブランドを展開していることはご存知だろうか。ブランドの名は『RADIO EVA(ラヂオ エヴァ)』。

実は去年ここの福袋をレポートしようと思っていたが、予約販売スタート直後に即完売となり入手できず敗退。

前回の失敗から学んで今年はなんとかゲットできたため、改めてエヴァのアパレル福袋をレポートしていこうと思う。


・開封の儀


それでは開封の儀を始めていくぞ。福袋は1万1000円タイプ・3万8500円タイプの2種類が販売されていた。で、今回筆者が購入したものは前者。

届いたダンボール箱はコンパクトで平べったいがズシリと重い。きっと中身がパンパンに詰まっているのだろう。さっそく封を切ってみると……


ありゃ、結構スカスカ? もっとたくさん入っているのかと思っていた……。なんだか隙間が目立ってしまっている印象だ。とりあえず箱から中身を取り出してみよう。


1 .半袖シャツ(6600円)
2 .半袖シャツ(5280円)
3 .半袖シャツ(1万3200円)
4 .半袖シャツ(6600円)
5 .靴下(2970円)

※福袋なので中身が異なる可能性もあります


……おいおいマジかよ。中身、ほぼ半袖シャツじゃないか。いまは真冬だぞ? 夏用アイテムばかりでどうすんのよ。

こちとらすぐにでもエヴァの服を着て街へ繰り出したい気分だというのに。即使えるアイテムは靴下のみ……。長袖などの季節に合った服は入っていなくて残念。

とはいえ、それぞれのデザインは超カッコいいし、合計5点で総額がなんと3万4650円! 福袋の価格が1万1000円なので2万3650円も得をしたことになる。余裕で元は取れている計算だ。


・実際に着てみた


とりあえず中身のアイテムでコーディネートしてみることに。

まずはエヴァ初号機カラー(緑と紫)が特徴的なTシャツから。

物語の舞台である要塞都市「第3新東京市」をモチーフにしたデザイン。なかなか可愛らしくて気に入った。

ちなみに、この架空都市は神奈川県・箱根がモデル。今年の夏はこれを着て聖地巡礼しようかな。


お次は白地に赤い幾何学模様がプリントされたTシャツ

この絵柄は、「あんたバカァ?」のセリフでお馴染み・アスカが装着していたヘルメットである。

シンプルかつスタイリッシュなデザインがかっこいい。アスカ好きにはたまらないアイテムだろう。


続いては目玉アイテムの開襟シャツ

ニット素材を使っているらしく着心地が柔らかくて最高〜。カチッとしすぎずラフに着られるところもいい。

かの有名なロックバンド・ビートルズのロゴをオマージュした刺繍が施されていてオシャレ。

エヴァ2号機の獣化形態「THE BEAST(ザ ビースト)」と「THE BEATLES(ザ ビートルズ)」を掛けたのだろう。


最後は少しイカつい黒地Tシャツ

首元にプリントされた白いゴシック調アルファベットがポイントである。まるでネックレスをつけているかのようなデザインだ。

なお、首元の英単語は「LONGINUS(ロンギヌス)」、「CASSIUS(カシウス)」。これらは物語に登場する重要な2本の槍のこと。

また、さりげなく両裾にも十字架マークがあしらわれている。なかなか芸が細かくて感心してしまった。


福袋の中身はどれもこれも素晴らしい出来となっていて大満足である。早く半袖シャツだけで過ごせる季節が来て欲しい

来年もここの福袋を購入してレポートするつもりだが、どうか次回は秋冬物がたくさん入っていますように……。それではまた!


参考リンク:RADIO EVA
執筆:古沢崇道
Photo:RocketNews24.

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