アンダーアーマー福袋を検証し始めて5年が経つ。そうか、あれはそんなに前のことだったか。思わず遠い目になってしまうのには理由がある。
なぜ、スポーツ用品ブランドであるアンダーアーマーの福袋を、スポーツしない勢の私(中澤)が5年も検証し続けているのか? 物語の始まりは2021年1月3日のことだった。
・魔の1月3日
福袋を片っ端から開けまくるロケットニュース24の福袋特集。1日、2日までは話題の福袋で良いとして、3日目は目をつけていたネタも尽き、新しく探すのも決め手に欠けるような状態になる。3日に福袋のエアポケットが発生するのだ。私はこれを魔の3日目と呼んでいる。(※あくまで個人の感想です)
・2021年
そんな2021年の魔の3日目に出会ったのが「アンダーアーマー福袋」であった。もはや何だって良い。福袋さえあれば。それくらいのメンタルで手をつけた福袋に私は打ちのめされることになった。「アンダー(下の)アーマー(鎧)」とまで冠するブランドの福袋は……
下が鎧われていなかったのである。
・2022年
リストバンドとかは入ってるのに! 下半身の防御力が圧倒的に低い……!! 当時の記事から私の動揺が感じ取れる。動揺のあまり、私は2022年も1月3日にアンダーアーマー福袋を開封した。あれはたまたまだったに違いない。次こそは。だがしかし……
またもや下半身の防御力が低かった。
・2023年
なぜだ。なぜ頑なに下半身を守らせてくれないんだアンダーアーマーよ。ひょっとしたらアンダーアーマーには長ズボンはないのではないか? 私の下半身は一生守られないのか? そんな不安すら浮上した3年目の1月3日、奇跡は起きた。
いたのか……長ズボン! そのシルエットに感動すら覚えた。なにせ、長ズボンに出会うまでに3年かかったのである。長い道のりであった。
2024年はいつも購入している新宿のスポーツ用品店「AlpenTOKYO」にアンダーアーマー福袋がなかったので、私とアンダーアーマーの物語は終わったかに見えた。だがしかし!
今年2025年は「AlpenTOKYO」でアンダーアーマー福袋が復活しただけでなく、「ヴィクトリア新宿店」にてアンダーアーマー福缶(税込1万6500円)が販売されていたのである!!
・帰ってきた検証サーガ
再び走り出した私とアンダーアーマーの物語。そう、これは帰ってきた検証サーガ。1度は袂(たもと)を分かった川がまた1つになる時、下半身は守られるのか? フル装備イッケェェェエエエ!
ハンドタオル!
ゴルフ専用ベースレイヤー!
パーカー!
フィッティド ジャージ(上着)!
トレーニングパンツ!
_人人人人人人人人人人人人_
> 下半身、守られる!! <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
しっかりと守られた下半身にこう言われたような気がした。「離れていても覚えている」と──。
アンダーアーマーは忘れていなかった。私のことを。ならば、私も忘れない。この検証があったことを。アンダーアーマー福袋と迎える4度目の1月3日、トレーニングパンツに誓った。
・アンダーアーマー福缶(税込1万6500円)の中身
ハンドタオル 税込2420円
パーカー 税込7700円
ゴルフ専用ベースレイヤー 税込7700円
フィッティド ジャージ 税込13200円
トレーニングパンツ(ルーズ)税込8800円
執筆:中澤星児
Photo:Rocketnews24.
▼ちなみに、福缶の上部はマットみたいになっているので……
▼座れる