先日、日本最南端の市役所や沖縄のローカルスーパーで全国トップレベルのお弁当を堪能したりなど、沖縄の離島「石垣島」をさんざん満喫した私(耕平)。
そして帰りの空港で便待ちしていると、毎回翌日には仕事で忙殺されるという現実に戻されるという憂鬱が襲う。そんな束の間の楽しかった日々を石垣空港のロビーで回想していると、売店で不思議と目を惹く商品を発見。その名も『沖縄ポークたまご風味ポテト』。
こうした、地元のソウルフードをフィーチャーしたご当地スナックは大好物だ。そして購入したら必ず試すことといえば、本物と食べ比べて再現性を検証すること。果たして、このご当地スナックの再現度はいかに……?
・搭乗待合室のショップで見つける
石垣空港の2階出発ロビーから保安検査場を通過して、搭乗待合室でフライトまで待機していると、山積みにされたご当地スナックに目が留まる。そのスナックとは……
『沖縄ポークたまご風味ポテト』
その名のとおり、沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」をスナック菓子で再現した商品だ。つい先日、石垣島に行く前に東京にある、ポークたまごおにぎりの名店「ポーたま」で本場の味を堪能した私は、興味津々で購入を即決。
値段は税込で648円。スナック菓子としては少し高めだが、お土産となると、なぜかその感覚も薄れていくから不思議だ。
翌日、自宅でさっそく味わってみることにした。箱を開けると、4袋入っている。
1袋18グラム、97kcalなので1箱で約400kcalだ。
ちなみに販売元は「南西産業」という会社で、調べたところ、ご当地グッズや沖縄ならではのアイデア商品などの沖縄観光土産を幅広く取り扱っていた。
・ご当地スナックを実食
それでは『沖縄ポークたまご風味ポテト』を実食してみようと思う。
袋を開けると、ほんのり卵の香りがする。形は短めのポテトスティックのようだ。
果たして、ポークたまごの味が再現できているのか? 口に運んでみると……
あれっ?
思っていたのと違う……それは「ポークたまご」というよりも、ツナマヨネーズっぽい味がほんのりする。再現性はというと、正直微妙なところだ。
もう1本食べてみるも、やはり印象は変わらず。原材料を見てみると「ポークたまご風シーズニング」という記載がある。
このシーズニングがキモのような気がするが、ポテトスティックという性質上、全てが柔らかい食感の「ポークたまご」に辿り着くのは、やはり難しいのか……。
・本物のポークたまごおにぎりと食べ比べてみた
もしかしたら、本物の「ポークたまごおにぎり」と食べ比べたら、印象が変わるかもしれない。ということで、向かったのは近所のファミリーマート。
おにぎりコーナーで販売されている「ポークたまごシーチキンマヨネーズ」と食べ比べてみる。
まずは「ポークたまごシーチキンマヨネーズ」を一口。
うん、スタンダードな味。ポーたまにツナは、トッピングとしてピッタリだと改めて感じた次第だ。
その直後に『沖縄ポークたまご風味ポテト』を食べてみると……
ん?
先ほど単体で食べたときは微妙な感じだったが、食べ比べだと少し近づいたような気がした。おそらくプレーンの「ポークたまごおにぎり」ではなく、ツナマヨがトッピングされているからだろう。
その後、2本いっぺんに食べてみたらボリュームの違いで本物に近づくかどうかを試したところ……
案の定、変わらない。
その後、交互に食べ続けるも評価は変わらず、個人的には「もう一声!」だった。
とはいえ、感じ方は人それぞれ。空港をはじめ、沖縄のアンテナショップなどでも取り扱っているらしいので、もし見かけて興味があれば、あなたの舌で再現度をジャッジしてほしい。
参考リンク:南西産業
執筆:耕平
Photo:RocketNews24.
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