2024年の米大統領選が終わって、私(佐藤)は中澤星児と共に、神奈川・横須賀へと向かった。4年前、現バイデン大統領が就任した時に、ハンバーガーショップ「TSUNAMI」でバイデンバーガーを食べていたがゆえに、今回はトランプバーガーを食べる必要があったためである。バイデンは食べてトランプは食べないってわけにいかないもんね。
その時に「三笠公園」を訪ねて、驚くべき土産物を発見してしまった。それは、戦艦三笠のペーパークラフトだ。ただ紙で三笠を作るだけではなく、完成すると全長45センチにもなる巨大なティッシュ箱になるというのだ!
そんなの作るしかねえだろ! ってことで、実際に組み上げたらデカすぎてビビった!
・三笠のペーパークラフト
三笠公園を訪ねたのは初めてのことだ。今まで何度か横須賀を訪ねていたのに、駅周辺からドブ板通りの方をめぐって帰ってしまっていたために、その存在に気づかなかった。初めて戦艦三笠を目の当たりして、あまりの大きさにビックリしたよ! デケ~~ッ!!
敷地内の「記念館「三笠」売店」でペーパークラフトを発見したのだ。販売価格は税込748円、大きさの割に安い気がする。
300分の1サイズの連合艦隊旗艦、戦艦三笠。中身を出す前からかなりデカいことがわかる。ちなみにコレをリュックに詰めて帰ってきたんだけど、ギリギリ収まったからよかった。
全長45センチはのティッシュ箱は、まさに「弩級サイズ」と呼ぶのがふさわしいだろう。
しかも! 東郷提督のフィギュア付きだと!? マジかよ、これすげえな!!
748円でフィギュアまでついて来るってお得じゃない? とにかく全部出して一旦パーツを確認しると……、あれ? フィギュアが入っている気配がないのだが。プラスチック製のフィギュアか何かが入ってるんじゃないのか?
と思ったら、フィギュアも紙だった。そりゃそうか、748円に多くを求めてはいけないよな。
ってことで、早速制作開始。作るのに、ハサミもノリもテープも要りません。はめ込み式パーツなので、手で組み立てることができてしまう。
説明書が若干大ざっぱで、ややわかりにくい。「このように作ります」って解説が度々出てくる。このようにってどのように? 写真付きとはいえ、一瞬戸惑う。「こうかな? いや、こうかな?」なんてことをつぶやきながらやっていたら、段々解説のクセが理解できてきた。
~~ 制作を始めてから約1時間後 ~~
完成で~す! 「1/300 戦艦三笠」のプレートの後ろには、紙製の東郷提督のフィギュア! 三笠デケ~~~ッ!!
解説は大ざっぱだったけど、作りはかなり精巧で、主砲はちゃんと回転するんだぞ。ノリもテープも使ってないけど、各パーツはしっかり止まっているので、よほどのことがない限りバラける心配もなさそうだ。
船体の上部をはずして、ティッシュを入れてみるとこうなる。一般的な箱型ティッシュは高さがあるので、その分、上部が浮いてしまうけど、仕方ないよね。薄型ならスッポリ収まりそう。
煙突部分からティッシュを取る。よく出来てるなあ~。
出来は良いけど、仕事机に置くには邪魔すぎる。リビングに置いても場所をとるしなあ~……。玄関にでも飾って眺めるのが良さそうだ。子どものおもちゃ代わりに購入するのも良いかも。横須賀を訪ねる機会があったら購入して頂きたい。
なお、訪ねられない人は横須賀市観光情報のサイトにて、別デザインのペーパークラフトのデータ(PDF)を配布しているので、そちらを活用して頂きたい。