気がつけば2024年も残すところあと2ヶ月ほど。わりと最近まで暑い暑いと言ってたものの、さすがにこの時期になってくると寒さが顔を覗かせてきた。

そしてそうなってくると日常生活で使うのが「あったかインナー」。最近はいろんなところから販売されているが、ワークマンから新作が出ていたので気になった。「シン・ホッとするインナー」ってどうなの?

・ユニクロと比較

「シン・ホッとするインナー」はその名の通り、今年の春に出た「シン・呼吸するインナー」シリーズの続編となっている。前回はユニクロのエアリズムと比較し、着てしまえば大差はないんじゃないかという感想に至った。

現状だと安くて使えるというのが個人的なワークマン商品の見方だが、今作はどうなのだろうか。前と同じくユニクロと比較……ヒートテックとの違いを見てみたい。

なお、値段はユニクロの1290円に対してワークマン980円。少しばかりワークマンがリーズナブルな設定だった。


・ヒートテック

まずは多くの人が使ったことあると思われるヒートテックから。素材はポリエステル40%、アクリル32%、レーヨン21%、ポリウレタン7%。


実際に着てみると、これぞヒートテックといったところだろうか。生地の薄さ、肌触りのよさ、それでいながら暖かさを閉じ込めるような感覚は安定感さえも感じる。

今の時期だと1枚で部屋着としても使えるし、もっと寒くなればインナーとして手放せない……って、もう今さらペラペラと説明する必要もないか。

・ワークマンのインナー

続いてワークマン。素材はポリエステル45%、レーヨン40%、キュプラ10%、ポリウレタン5%で、触ったところヒートテックとそう変わらないようにも感じたが……実際に着用したらだいぶ違うと言ってよかった。


見た目こそ同じ黒いインナーに見えるも、内側はフワッとしていて少しばかりあったか仕様。生地自体もヒートテックに比べてほんの少し厚めと普通──


ではあるのだが、ここでどうしても1つ気になったことがあった。


それが……


締めつけ感である


ヒートテックと比べたら、腕から首にかけてなんだか締めつけられる感じがするのだ。しかも、普段使いしているMサイズより大きいLサイズを着てそう思うのだから、Mだったらだいぶ苦しかったかもしれない。

まぁお前が太ってるからだろと言われたら返す言葉がないのだが、息苦しさがイヤでVネックを好む人はそのあたり頭に入れておいた方がいいだろう。上半身が少しピッチリするかもと。

・レディースもあり

とはいえ、人の好みはそれぞれ。逆に生地が肌にぴったりと密着してほしい人なんかは気に入る可能性が高い。

なお、「シン・ホッとするインナー」は春の「シン・呼吸するインナー」に引き続きレディースも用意されている。気合が入っていた背景を考えると、今作もチェックして損はないのかも!?

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

▼ワークマンの素材

▼こちらはユニクロの素材

▼「シン・ホッとするインナー」の特徴はこんな感じ

▼生地の吸湿発熱温度