当編集部の事務所には現在、コストコで購入した『新型エアフライヤー(GAF858}』が鎮座している。エアフライヤーとは熱風を利用した調理用品で、別名「ノンフライヤー」と呼ばれることもあるそうだ。

その『新型エアフライヤー』で冷凍フライドポテトを調理してみたところ、驚くほどハイクオリティな仕上がりになったことは以前の記事でお伝えした。今回はエアフライヤー企画第2弾「マックフライポテト編」をお届けするぞ。

・ポテトと好相性

当サイトの『新型エアフライヤー』が初戦で対決したのは「冷凍フライドポテト」「冷凍コロッケ」「冷凍エビフライ」の3種類。どれも悪くなかったが、心底感動したのは「冷凍フライドポテト」であった。

まだ手探りの部分は多いものの、どうやら「フライドポテト」とエアフライヤーの相性は良好なご様子。つまり「マックフライポテト」も美味しく仕上がる確率が非常に高いのではないだろうか?

そもそも「冷めたマックフライポテトどうしたらいいんだ問題」は、たびたびネットで出回る永遠のテーマである。もしかしたらその議題に終止符を打つのは『新型エアフライヤー』なのかもしれない。

・熱風を浴びせる

というわけで、さっそく調理開始! あえて3時間ほど放置したシナシナのマックフライポテトを新型エアフライヤーにセットしていく。今回はかなり短く、200度で5分の調理時間とした。

で、途中のアラームで1度引っくり返そうとしたところ、メッチャ油が落ちてる!! Lサイズ2個分から出る油はなかなかの量で “揚げ物に含まれる油分” を改めて認識せざるを得なかった。

そうこうしているうちに出来上がった「マックフライポテト」は、やや褐色が強くなっているものの、やはり明らかに「マックフライポテト」である。気になるお味はと言うと……


完全復活ッッッ!


・生き返り

ちょっとこれ以上適切な言葉が見当たらないのだが、新型エアフライヤーで調理したマックフライポテトは「店で食べるマックフライポテト」以外の何ものでもない。みなさんが想像する通りの「マックフライポテト」である。

正確には油分がある程度抜けているのだが、味の印象はさほど変わらず、シナシナだったポテトが「完全に生き返った味」と申し上げていいだろう。すごぞ、新型エアフライヤー!


だがしかし……!!


私はこの後、マックフライポテト以上にエアフライヤーと相性の良い食材と出会うことになる。それはマックでサブ的に購入しておいた……



チキンマックナゲット」DA!!!!


この段階で申し上げてしまうと、新型エアフライヤーとマックフライポテトの相性が「感動的」とするならば、チキンマックナゲットは「奇跡的」としか言いようがない。両者の相性の良さはもはやミラクルだ。

・生き返るどころじゃない

というのも、冷めてしまったチキンマックナゲットが「生き返る」どころか「圧倒的に美味しくなる」からである! もう食べた瞬間、絶句したよね……「今までのチキンマックナゲットで1番ウマい」と。

それはチキンマックナゲットでありながら、ちょっとした高級パブで出てくるような乙なナゲット。ポテト以上に油が抜けているため口当たりが軽く、また驚くほど肉がやわらかくジューシーであった。

これは私1人の感想ではなく、試食した全員が「今までで1番ウマい(笑)」と口を揃えていたことをお伝えしておきたい。マックで食べるより俄然ウマいんだぜ? ワイルドだろう~?

久々にスギちゃん口調になってしまうほど『新型エアフライヤー』で加熱したチキンマックナゲットはウマい! これ以上相性の良い食材があるとは思えないが、引き続き調査を続けていく所存だ。

参照元:コストコオンライン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.