
人を選ぶジャンルではあれど、ハマれば底なし沼の経営シミュレーションゲーム。中でも漫画家になったり温泉旅館を経営したり遊園地を作ったり、さまざまな職業をカジュアルに体験できるのがカイロソフトの作品群だ。
テーマは違ってもゲームシステムやグラフィックに統一感があり、新作のリリースも見慣れた感があるが……先ごろNintendo Switchで発売された1本が爆発的に話題となっている。
その狂気的とも呼べるこだわりでファンを驚愕させた『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』がついにスマホに! 隙間時間に手軽にプレイできるようになった。
・『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』
ジャンルとしては前述のとおり経営シミュレーションで、ケガをした店主に代わって近所のどら焼き屋を手伝う。
キャラクターは完璧なカイロテイストに落とし込まれており、ドット絵のドラえもんたちがスマホ画面の中をチョコマカしているだけで鼻血を吹くほどカワイイ!
同社作品の魅力のひとつは、間違いなくドット絵アニメーションにある。
陳列棚や客席やアトラクションなど、用意した施設は単なる背景ではなく、二等身のキャラクターたちがちゃんと使ってくれる。箱庭ゲームが好きな人なら、施設の増設や動線を考えるだけで楽しい。
とはいえ、これは過去作でも同様だったので目新しい要素ではない。驚かされるのはここからだ。
・芸が細かすぎる演出の数々
ゲーム中に出てくる演出は、ドラえもんの世界観を壊さないよう徹底されている。
たとえばシミュレーションゲームではお馴染み、キャラクターの能力値を上げる訓練パート。射撃やけん玉など、のび太だけが段違いにハイレベルな技をこなしているアニメーションは必見。
しずかちゃんのバイオリンを止めるのび太、スネツグに自慢するために自撮り写真をしたためるスネ夫など、ちょっとしたテキストの端々にもニヤリなエピソードが挿入される。
さまざまな特殊効果をもたらすバフに、ひみつ道具の設定が上手く組み込まれていることにも感心させられる。便利すぎるチートアイテムもすんなり納得できる。だって、ひみつ道具だもの。
たとえば食材探しに出ているあいだ、店番はどうするんだというゲーム的都合にはコピーロボット! 未使用時には控室にいるなど細かい描写にも注目だ。
さらにお客さんとして登場するのは藤子・F・不二雄ワールドのキャラクター、通称「Fキャラ」たち。
『パーマン』『エスパー魔美』『チンプイ』といった有名作はもちろん、筆者の知識ではとても説明できないようなマイナー作品からもキャラクターが登場しているらしい。
リストによれば、発見できるFキャラ(個人またはグループ)は86もいる模様。ひとりひとりのドット絵がこれまたカワイイ。キャラクターを集めるコレクション要素もあり、作品に詳しいほどアツくなれるはず。
それぞれのお客さんにはアイテムをプレゼントすることで特殊効果を付与できる。
木手英一に「奇天烈大百科」、須羽ミツ夫に「パーマンセット」など、特殊なアイテムをプレゼントすると……きっとあなたが脳裏に思い浮かべた通りのイベントが発生!
どこでもドアを抜けた先での食材探しパートでは、ちょっとしたバトルもあるぞ。基本的には見ているだけなのだが、負けると微妙に悔しい。
・カイロシステムを理解するまでは少しかかる
システムにはカイロゲームに共通する「お約束」があり、過去作の経験があればまったく違和感なく取り組めると思う。もし初見なら、システムを理解するまで少し時間がかかるかも。
トレーニングで能力値を上げ、食材を探して新メニューを開発する。同時にお店にさまざまな設備を増設して拡張していくのが基本のルーティン。
ゲーム展開は「めまぐるしい」と言っていいほど早く、次々と目標が提示される。それをこなしていくだけでゲーム自体は進む。よほどのことがない限り “詰む” ことはない。
言い換えると、仕組みがわからなくても「なんとなく」でミッションがクリアされていくので、いつまで経っても本質的な面白さがつかめない事態も想定される。
シミュレーションゲームは、理屈がわかって初めて面白くなる。安易に攻略情報を見ることへの賛否はあるだろうが、少しゲームが進んで「この行動は何の意味があるんだ?」と思い始めたら検索することをオススメする。
施設・アイテム・メニュー開発などの相互作用が把握できれば、格段に面白くなるはず。とはいえ、攻略を忘れてボーッとチビキャラたちを眺めるだけでも癒やされる。
・制作陣にたぶんマニアが……
「企画のため調べました」というレベルを超え、制作陣に間違いなくガチ勢がいると感じさせる作り込み。世にあふれる、キャラクターのビジュアルを借りてきただけのIPものとは一線を画す完成度だ。
価格はSwitch版2480円(税込)に対し、iOS&Android版2000円(税込)とややお安くなっている。
藤子・F・不二雄作品が好きなら熱狂、そうでなくても緻密に描かれたドラえもん世界を眺めるだけでほのぼのできる同作。ゲーム機は持っていない、というライトゲーマーにもぜひ遊んで欲しい!
参考リンク:カイロソフト
執筆:冨樫さや
ScreenShot:『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』(iOS)
(C)Fujiko-Pro (C)カイロソフト
冨樫さや






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