夏って実はお正月に続く福袋シーズンなのかもしれない。

そう思ったのは、モスバーガーコメダ珈琲といった人気飲食店で『ラッキーバッグ』なるものが発売されているから。

そして何より、筆者自身もドン・キホーテにて「宝箱」を発見してしまったから。

実は年始に壮絶な開封バトルを繰り広げた因縁(?)のドンキの宝箱。見つけてしまったからには、買うしかない。果たして “本物のお宝” に出会うことはできるのだろうか!?

・ドンキの宝箱

冒頭に書いた通り、筆者が前回ドンキの宝箱に挑んだのは2024年の1月。

1個税込547円で、中には子供向けのおもちゃがたっぷり。雑多な雰囲気がまさにドンキの店内って感じで面白かったんだっけ。


対して、今回ドンキ夏の陣にて発見したのはコチラ。

サイズは3倍ほどになり、価格は税込1100円。『ワクワク大秘宝箱』と商品名まで豪華になっている。

売り場には「当たりはゲームソフトなど豪華景品」と書かれていたため、嫌でも期待が高まっちゃうね。


前回は5個購入したうち3個が同じ中身だったことを反省し、今回購入した3個は重さ・振った時の音がまったく違うものを選んでみた。この選択が吉と出るか凶と出るか。いざ、開封だ!!



・1個目:軽めのポコポコした音

ひとつずつ順番に開けていこう。

1個目は振ると「ポコポコ」という軽い音が聞こえ、ゲームソフトっぽさを感じたため選んでみた。

初回だからかな? 久しぶりの開封だからかな?? とにかくテンションが上がるぜ!


ウッヒョーーー……おぉぉっ!?


おぉぉんっ!?!?


うおおぉぉぉぉん!?!?!?


……………………。


勢い強すぎちゃった! てへっ!!


中身は、

『トランスフォーマー ビースト覚醒』の変形フィギュア(メーカー希望小売価格 税込2750円)


『仮面ライダーガッチャード ケミースチームライナー』走行ギミック付きフィギュア(メーカー希望小売価格 税込1980円)


『ウルトラヒーローズ61 ウルトラマンブル グランド』ソフビ人形(メーカー希望小売価格 税込770円)


『マジカパーティ MZ-02 マジカパック エピソード1R』(メーカー希望小売価格 税込220円)


以上、計4点が入っていました!

さすが1000円の宝箱!」と言いたくなるような豪華な内容。どの商品も発売時期は2018~2023年であることから 在庫処分品だとは思うのだが、不思議なことにどれもパッケージがキレイで傷や汚れも見当たらないんだよな。

包装前にスタッフさんが製品状態をチェック&拭き掃除などをしているんだろうか?



・2個目:軽量でカサカサした音

続いては、ぬいぐるみ狙いで選んだ2個目の宝箱。

振るとカサカサという音がかすかに聞こえ、中身が詰まっている感覚がある。


今回はしっかり箱を抑えた上でね、


テテーンッ!


……って、なんじゃこりゃあっ!?


『KABUTO TIME 徳川家康』(販売価格2000円前後)


『王様戦隊キングオージャー オオクワガタオージャー』ぬいぐるみ(メーカー希望小売価格 税込2200円)


『マジカパーティ MZ-09 マジカパック エピソード2R』(メーカー希望小売価格 税込220円)、『マジカパーティ MZ-15 マジカバトルエントリーパック エピソード2R』(メーカー希望小売価格 税込990円)


以上4点!

王様戦隊キングオージャーは2023年放送の作品。戦隊ヒーローというものは毎年入れ替わるため、売れ残りも発生してしまう宿命なのだろう。


そして一番気になるのが、ここまで男児向けおもちゃ一色だった中に突然現れた宴会アイテム・KABUTO TIME

武将の兜を模した被り物のおもちゃなのだが……

意外と悪くないじゃん!



・3個目:数が少なそうな重めの音

ラストは大物狙いで選んだ3個目の箱。

振った感じでは中に入っているものが大きく、数が少ないように感じる。1点豪華主義な宝箱なんじゃないのかな!?


ってことで、

ラスト宝箱、いざ出陣じゃあ~っ!


……いやいや。これは武将じゃなくて “アホなお殿さま” だよ。

武将のイメージって難しいなぁ、どんな感じなんだろう?


……まぁいっか!


改めまして、出陣んん~~っ!!


『鬼滅の刃 パズルデコレーション Vol.2』(メーカー希望小売価格 税込2200円)


『バトル昆虫カブトボーグ ミヤマクワガタ』(メーカー希望小売価格 税込1650円)


『モンコレ バサギリ』(メーカー希望小売価格 税込660円)


以上、3点でした!

現役で人気なキャラクターアイテムが入っていたラスト宝箱。個人的には一番の当たり箱だぜ!


ってことで、すべて開封し終わった様子がコチラ。

中身盛りだくさん、人によってはかなり嬉しい内容となったのではないだろうか。実際 作品をよく知らないアラサー女性から見ても、開封しながら「こんなものがあるんだ!」とワクワク感を楽しめた。

ひとつだけ欲を言うならば、「男児向け」「女児向け」といった形でおおまかな中身の傾向を教えてもらえると助かるかな。でもっ……ソレを考慮してもめちゃめちゃ盛り上がるガチの宝箱でした~!

執筆:高木はるか
Photo:RocketNews24.