2024年8月6日から、66店舗の松屋で販売が始まった「みぞれ煮ハンバーグ」と「ごろごろチキンのみぞれ煮」。

見るからに美味そうだったので食べに行ってみたところ、やはり激ウマであることが発覚! 特にこのハンバーグはヤバい……! 覇権をとる予感がする。

・880円~

ということでやってきたのは、66店舗のうち近かった店舗のうちの1つ。


券売機の表示によると、「みぞれ煮ハンバーグ」と「ごろごろチキンのみぞれ煮」のどちらも880円からとなっている。


ライスのサイズを選択可能。松屋のこの手の店舗限定メニューにおいて恒例の、全サイズで一律の価格設定。これはハンバーグの画面だが、チキンも同様だ。


ハンバーグを特盛にし、チキンは単品でオーダーすることに。単品の価格はどちらも760円

両方ともレビューしていこうと思う。


・ハンバーグ

まずは定食でオーダーしたハンバーグから。


固形燃料で火をつけて加熱するタイプのメニューだ。季節柄ちょっと暑そうに思えるかもしれないが、松屋は冷房が効いているので問題ない。


そしてこちらが「みぞれ煮ハンバーグ」の本体。ナスとピーマンが入っているのが見える。


そして、出汁とおろし大根の中でヒタヒタなハンバーグ!


持ち上げようとして気付いたが、このハンバーグ、だいぶ柔らかくなっている。箸で挟んだ部分から先が自重で切れてしまいそうだ。

そしてハンバーグの断面。みぞれ煮スープが素早く断面に広がり、ジュワジュワになっている。


食べてみると、よく味が染みていて最高に美味い! 出汁が濃いめな味付けなのも素晴らしい選択だ。ハンバーグのフレーバーに負けない仕様。

今まで松屋で食ったハンバーグの中で、一番美味いかもしれない。人気の “うまトマ” ともやり合えるだろこれ。

そして実はこいつは、ここから更なるパワーアップの余地を残している。そう、小皿におろし大根が用意されているのだ。


こいつを入れることで、より “みぞれ” 感が強化される!


濃い味付けなので、これほどの量のおろし大根をアドされてなお、水っぽくなることは無い。ハンバーグが無くなった後も だし汁とおろし大根が混ざり合った激ウマなヤツが残るのだが、これも美味い


そしてこちらがチキン。仕様はハンバーグと全く同じで、肉がごろチキと同じものと思しきチキンになっただけ。


こちらもよく煮込まれていおり、チキンはいつも通りにプリプリしている

しかし、素材としての性質の差だろう。ハンバーグほど煮汁が浸透しておらず、チキン本来の風味も相まってハンバーグよりけっこう淡白な味わい。

あっさり風味が好みの方は、チキン版がいいかもしれない。個人的には何かと濃い方が好きなで、ハンバーグを推したいところ。

どちらにせよ、フレーバーの大部分を担っている煮汁そのものがだいぶ美味く、最後に余る おろし大根&煮汁だけでもライス特盛を秒で消すポテンシャルを持っている

近所に提供している店舗があるなら、迷わず食った方が良い! もし今後全国展開される日が来るなら、恐らく覇権をとるだろう。

参考リンク:松屋
執筆:江川資具
Photo:RocketNews24.