パリッとした歯ごたえとジューシーな肉汁……私はフランクフルトが大好きだ。できることなら常に食べていたいのだがどうしても避けれないのがその『脂質』

大手コンビ二で比べてみると、1本あたりの平均脂質量は24gと高め。実は同じコーナーで販売されているフライドチキン類よりもフランクフルトの方が脂質が上なのだ。

・かまぼこ屋さんのソーセージ


際限なく食べたい。でも……肌の露出が多くなるこの時期はなるべく脂質を避けたい。


そんなワガママを叶えてくれる夢のような商品を、かまぼこの名店『鈴廣かまぼこ』にて発見した。


それがコチラ!


かまぼこ屋さんが作ったソーセージ……その名も『シーセージ』&『シーフランク』だ。

パッケージの説明によると、肉を使わずに『魚介類』のみでソーセージを作ったとのこと。


よくある魚肉ソーセージだろうなぁ~と思いながらためしに買ってみのだが……コレがマジで凄い商品だったのだ!



・『肉』の満足感

まずは、プレーンの「シーセージ(税込486円)」から食べてみる。


袋から取り出してみると、なかなか大きめで15㎝くらいある。それに、なんというか従来の魚肉ソーセージよりもシズル感がすごい。


そのまま食べてみたところ、パキッ!と勢いよく弾ける食感に驚かされた。噛み応えも超ジューシー。肉のソーセージとなんら変わらない具合だ。

味のほうは食べ慣れた魚肉ソーセージに近いのだがとにかく食感が凄い。なんというかマジで『肉』のソレなのだ。


ちなみにパッケージに記載されていた『焼く』食べかたも香ばしさ & ジューシーさが増して美味しかった。



・この夏の救世主!?

お次は『シーフランク』3種を食べてみよう。

味の種類は「ホタテ味」「イカ味」「エビ味」という展開になっている。


パッケージを見てみると3種類とも「焼き」と「ボイル」がおすすめとの記載があったので


それぞれ、1本ずつ用意して食べてみることにした。

先ほどのシーセージと比べると、こちらのほうが太い。コンビニで販売されているフランクフルトとほぼ同じ大きさだ。


では「ホタテ味(税込648円)」から食べてみよう。かみしめるほど広がるホタテ貝柱の濃厚な味わいが特徴とのこと。


食感はやはり肉そのもの。でも、ホタテの味がめちゃくちゃ濃いので不思議な感じがする。うん美味い! 個人的に『茹で』のほうがホタテ風味を強く感じることができて好みだ。


お次は「イカ味(税込648円)」。コク深いイカ墨にチリペッパーがアクセントとのこと。


口に入れた瞬間はよく知るフランクフルトなのだが、噛めば噛むほど弾力のあるモチモチした食感を楽しめる新しい味わいだ。旨味も凄まじいし、あと引くピリ辛具合も最高。香ばしさがコクを引き立てる『焼き』がオススメだ。


最後は「エビ味(税込648円)」をいただこう。エビの上品な甘みとバジルの爽やかな香りが特徴とのこと。


これは……食べた瞬間にビビった。


味・食感どれをとっても『肉のフランクフルトそのもの』なのだ。何も知らずに食べたら絶対に気が付かないほど同じ味わい。正直、私の舌ではエビの味は感じ取れなかったのだが、とにかく『肉の味わい』に近くて驚かされた。「焼き」も「茹で」も両方美味かった。


そんな、激ウマな「シーセージ」&「シーフランク」であるが……凄いのは味だけではない! この商品『脂質量』がとにかく低いのだ。

1本あたり

シーセージ : 4.18g
シーフランク ホタテ味 : 5.5g
シーフランク イカ味 : 5.5g
シーフランク エビ味 : 6.1g 

と、肉で作られた商品と比べて1/4程度の脂質量に抑えられている。


これだけ美味しくて食べ応えも一緒ならば脂質が少ないこっちのほうがイイじゃん! というのが私の感想だ。



・定番のアレンジも最高

せっかくなので、茹でたシーフランクを……

ホットドッグにして食べてみた。味の方はもちろん激ウマ! 

なかでも特にオススメしたいのが『イカ味』のホットドッグ。イカ特有のモチモチ食感が斬新でとても美味しかった。

てな感じの、脂質が少ない夢のような商品『シーセージ』&『シーフランク』。4種類どれも美味しかったが、シーフランクのエビ味は驚くほどに肉と遜色のない味わいでビックリした。

この夏、ダイエットの救世主になり得るものすごい商品を発見したかもしれない。オンラインからお取り寄せもできるので、気になった方はぜひ一度買ってみてほしい。


参考リンク:鈴廣かまぼこ シーセージ・シーフランク
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24