2021年にアサヒビールが発売した『生ジョッキ缶』は、大げさではなく革命だった。フタを開けた途端に飛び出すクリーミーできめ細かな泡……! まさか自宅にいながらにして、居酒屋で飲むようなビールを楽しめる日が来ようとは。

あの衝撃から約3年──。アサヒビールが再びやってくれたぞ。そう、本物のレモンスライスが浮き上がる世界初のレモンサワー『未来のレモンサワー』爆誕である!

・話題の新商品

すでに各所で話題になっている『未来のレモンサワー』であるが、いよいよ本日2024年6月11日、首都圏・関信越エリアの1都9県にて数量限定で販売が始まった。

『オリジナルレモンサワー』と『プレーンレモンサワー』の2種類があり、定価はなんと……税込298円! に、298円ンンンンン!? レジで値段を知って思わず二度見したぞ!


缶のサワーとは思えないくらい高額であるが、もちろんこれには理由があって……いや、実際に見てもらった方が早いだろう。『生ジョッキ缶』と同様、フルオープン缶を全開すると……


泡の中から……


本物のレモンスライスが!



・世界初

そう、『未来のレモンサワー』にはそのまま食べることができる本物のレモンが入っており、フタを開けると浮き上がってくる仕組みになっているのだ。エンタメ精神の塊のような酒である。実際に飲んでみると……


やはりレモンが入っているだけで、自宅が一気に居酒屋と化すな。飲み口が広いからか缶のままでもレモンの香りが感じられ、まるでグラスで飲んでいるよう。


『オリジナルレモンサワー』はレモンの風味と酸味、苦味、そしてほのかな甘味が調和した味わいが特徴だ。スライスレモンにばかり目が行きがちだが、レモンサワーとしてもしっかりウマいと思う。



それでは続いて『プレーンレモンサワー』もオープンしていきたいが……ここで皆さんには『未来のレモンサワー』の貴重な失敗シーンを特別にご覧いただきましょう。


フタを開けると……


え!? ちょまちょま……


うわああああああああああ!!!


──とこんな具合に、噴きこぼれる可能性もありますのでご注意ください。どうやら冷蔵庫に入れておく時間が短かったようです。4℃~8℃になるよう、しっかり冷やしてから開栓してくださいね。


ちなみに『プレーンレモンサワー』は糖・香料不使用により、甘さは完全ゼロ。よりガチな酒飲みたちにオススメである。が、まずは飲みやすい『オリジナルレモンサワー』から試すのがいいだろう。



レモンスライスの厚さは約5ミリといったところか。2本目は普通のレモンサワーにして、このレモンだけ流用するという貧乏テク、もとい生活の知恵を実践するのもありかもしれない。


ありそうでなかった本物のレモンスライス入りレモンサワー。まさにこれは『未来のレモンサワー』である。『生ジョッキ缶』の時のように売り切れが続出する可能性もゼロではないので、見かけたら即ゲット推奨だ!

参考リンク:アサヒビール『未来のレモンサワー』
執筆:あひるねこ
Photo:RocketNews24.
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