アニメ系のイメージが強い池袋だが、実は中華が有名らしい。池袋駅北口には中華料理のお店が多数立ち並んでいるという。

北口に行ったことがない地方民なので今まで知りようがなかったのだけど、その事実を教えてくれたのはまさかの「ドーミーイン」。

というのも、先日泊まったドーミーイン池袋の朝食がびっくりするほど中華三昧だったのだ! 朝からこの品数はアツすぎるって!


・豊穣の湯 ドーミーイン池袋のモーニング

ドーミーイン池袋は、サンシャイン60通りを抜けた先の少し落ち着いた場所にある。池袋駅からは歩いて10分ほど。


ホテルの最上階が大浴場になっていて、そのお湯は千葉県より運んできている黒湯だ。ここ最近ドーミーインも値段上がってきてるけど、ビジネスホテルでありながら天然温泉に入れるって考えるとやはりコスパは良いよね。


そして、ドーミーインの楽しみといったら、ホテルごとに違うご当地メニューの朝食! このためだけであろうと、ドーミーインに泊まる価値があると大真面目に思っている。

ドーミーイン池袋の朝食は宿泊者限定となっていて、お値段は1人2300円。通常ドーミーインの朝食は1800円が相場なので、池袋はちょっとお高めの設定だ。



朝食会場に入るやいなや、ビュッフェ台から漂ってくる中華な香り……! 装飾もどことなくチャイナっぽいぞ!

それもそのはず、ドーミーイン池袋のご当地メニューは「町中華」!

他ドーミーインのご当地メニューだと「海鮮丼」だったり「みくりやそば」だったりと料理名であることが多いが、池袋は「町中華」という “ジャンル” で攻めてきている。とにかく手数が多いのだ。


まず小鉢コーナーには、通常メニューのほか「棒棒鶏」や「中華クラゲ」が並び……


メインコーナーには、「麻婆豆腐」「青椒肉絲」「焼豚チャーハン」「焼売」「焼餃子」と、中華の定番メニューか勢揃い!


ひときわ目を引くセイロには、黄金色に輝く角煮が積まれていて……


ライブキッチンにはめちゃくちゃ美味しそうな「あさり潮そば」も! ここまで中華三昧とは完全に予想外だったな。


もちろん、から揚げやスクランブルエッグ、サラダなどの通常メニューも一通り揃っている。オムレツも名物とのことで、注文すると目の前で焼いてくれるぞ。



そんなこんなで、机の上には和洋中のさまざまなメニューがズラリ。一回目は様子見ということで控えめに取ってきた。白米をよそった先にチャーハンが並んでた時は頭を抱えたけどな。

約70種類メニューがあるとのことなので、これでも全体の5分の1程度しか網羅できてない。朝からこれほどの品数を出してくるとは、本当おそるべしドーミーイン……!


まずは出来たての「あさり潮そば」から食べてみた。あさりをしっかりと感じる優しいお出汁が胃にしみる……! 

ドーミーインで食べる麺類って、なぜか3割増でおいしく感じる魔法がかかっているからな。夜泣きそば同様、あさり潮そばもあっさりしつつも飽きない味でおいしい。


麻婆豆腐はお肉がゴロゴロ入っている! 辛いものが苦手でもギリ大丈夫そうなピリ辛加減で旨い。ラー油や山椒も置いてあったので、辛いもの好きは自分で好きなように調整するのもアリだな。


餃子なんてニンニクありとニンニク無しの2種類が用意されていたぞ! ビジネスマンや女性にも嬉しい心遣いだな。



角煮は分厚く、チャーハンはパラパラ。中華クラゲなんて無限に食べられる。ひと通り食べ終わって思ったよ、今日昼飯いらんなってね。これだけお米と相性の良いメニューを並べられると、食べるのを止めろってほうが無理な話である。

お風呂に使って、サウナに入り、そして朝からガッツリパワーチャージ! 都内にドーミーインは数あれど、泊まり明けをよりエネルギッシュに過ごしたい方には池袋のドーミーインがおすすめだ!


参考リンク:天然温泉 豊穣の湯 ドーミーイン池袋
執筆:まろ
Photo:RocketNews24.



▼泊まった部屋はこちら。ドーミーイン池袋のレディースプランを利用したのですが、部屋にはリファのドライヤーが置いてあって、パックとヘアトリートメント、酵素洗顔が付いてきました!

▼漫画コーナーがとても池袋っぽい