群馬・栃木・茨城・埼玉・長野に展開している料亭風の和食レストラン「いっちょう」。外観は蔵造りをイメージし、店内は江戸の街路地の長屋のような佇まいの個室を完備している。しかし1番の特徴はメニューの多さと言っていいだろう。

なんとその数「700種類」とか「800種類」とか言われている。和洋中なんでもあり。そんないっちょうにこの度 “新メニュー” が追加されたそうだ。気になったので入ってみた結果……衝撃的なことが起きたので報告したい。

・いっちょう

巨大な赤い看板が目印の「いっちょう」。もともとメニュー数が異常に多いため、「新メニュー始めました」の旗に狂気を感じる方も少なくないはずだ……厨房どうなってんだよ。マジで小室哲哉が4〜5人いないと回らないと思う。


それはさておき今回は、逆に「いっちょうに存在しないメニュー」が気になったので入店を決意した次第。それでは、いざ屋敷の中へ……!


……相変わらず屋敷内は広い。油断したら自分の席に戻れなくなるだろう。トイレに行く際などは特に注意したい。




・新メニュー

ようやく個室に到着。さっそく新メニューを頼むべく、豪華なメニューブックを開いてみると……

どれが新メニューか分からねぇ……


いっちょうをナメていた。「新メニューを始めました」の旗はあったが、メニューにはどこにも「新メニュー」と書いていない。もしかして4月にメニューをリニューアルしたのだろうか。

どのメニューも見覚えがあるようなないような。例えるなら、700〜800人いる生徒の中に数人転校生が混ざっていても担任の先生以外は気づかないだろう。それと同じ現象が起きている。


結局……



おなじみの人気メニュー「サーモンづくし盛り 小うどんセット(1419円)」を頼んでしまった。



もちろん美味しい。うどんもサーモンも安定感がある。どのメニューを頼んでもそれなりに美味しいのが人気の理由。


和の趣ある個室でゆっくりしつつ、バラエティ豊かな料理に舌鼓を打つ。それがいっちょうなのだ。



・期間限定

食後には期間限定メニューの「抹茶わらび餅と抹茶アイスのパフェ(878円)」も注文した。


もしかしたら抹茶パフェが新メニューなのかもしれない。いやでも期間限定ということは近いうちに終了してしまうのだろう。そんなことを考えながら食べた。うむ、うまい


聞けば、天保7年創業の京都森半の抹茶を使用した贅沢な大人スイーツらしい。上品で香り高いのが特徴だという。たしかに抹茶の苦味も堪能できる本格的な味である。



・気になる新メニュー

後日、やはり新メニューが気になったので問い合わせてみると、やはり2024年4月末にグランドメニューがリニューアルされたそうで……

「お寿司天ぷら御膳」や「ブリ漬け丼天ぷら御膳」など(お得な御膳のページ)、さらに「オムライス」や「イカ明太クリームパスタ」などが新メニューとして追加されたようだ。マジで全然分からなかった。次こそは……!

とにかく周りを気にせず個室でゆっくり過ごせるので、機会があればいっちょうに行ってみてほしい。初めての方はメニューの数に圧倒されるはずだ。


参考リンク:いっちょう
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.
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