「SKMEI」というブランドを聞いたことはあるだろうか? どう読めば言いかわからない中華製の腕時計ブランドだ。

そんな「SKMEI」のとある腕時計に惹かれて、思わずポチってしまった。そして届いたのだが、なかなかの一品だったので紹介するよ〜!

・ノーチラスなジーショック

モデル名は「SKMEI 2091」だ。


「Casio G-Shock」シリーズの「GA2100」のオマージュで、太い2つの針と小さい針、そして4〜5時の場所にデジタル表示があるなど、本家にかなり寄せてる。

ケースは「パテック・フィリップ」の「ノーチラス」シリーズの形を取っているという謎のコラボだ。

真ん中にあるデカい2つの針は時と分を示しており、9時の場所にある小さい針は曜日を示す。

12時の場所には「SKMEI」のロゴが書かれており、4〜5時のあたりにはデジタル表示。

デカい針には発光剤が塗られており、光に当ててから暗いところに持っていくと緑色の光を出す


裏にある蓋はこんな感じ。蓋に使われているバッテリーの型番が書かれてあるのは本当にありがたい。



ケースとストラップはプラスチックで出来ており、チープな感じはあるけどマジでよく作られている。荒いところやはみ出てる部分が全くないキレイな時計だ。

でも防風はレジンから作られており、耐傷性は全くない。強くぶつけたり、鋭い物にあたると絶対に傷つくだろう。まぁこれはしょうがないよね。


ちなみにストラップはめっちゃ柔らかい。こんな風にグルグルってできる。

個人的に残念な点は、市販のストラップが似合わないこと。Nato風のストラップに替えてみたんだけど、ナニコレ感がすごい。デフォルトのストラップしか似合わないんだよな……。



・この価格で??

見た目的には好感が持てるが、時計の本命は機能にある。外見がきれいでも機能がイマイチだったら冷めるよね。という訳で機能紹介!


まずは僕がこれを選んだ最大の理由、アナログとデジタルがシンクロしているという事だ。

今まで(安い腕時計の中で)アナデジ時計を見てきたが、どれもアナログとデジタルが別々に動いてシンクロしない物が多い。

が、(値段は後で述べるが)この価格でアナとデジがちゃんと連動して動いてるのはこれが初めてかも?


設定するのはデジタルの方で、アナログはデジタルと連動して動く。だから時間をいじればアナログは勝手にデジタルが示す時間に動いてくれる。

本家もこんな感じだが、こっちだと針は時計回りにしか回れない

たとえばこの時間から一時間前の時間に設定すると……

アナログはぐるっと一回転するはめになる。だから時間調整には少し時間がかかってしまう。でもシンクロしてくれるだけありがたいよマジで(好き)。


秒針はなく、秒表示はデジタルのみ。本家と同じく、20秒毎に分の針が少し動く様になってる。だから1分間に分の針は3回動く。

曜日を示す小さい針もちゃんと動くよ。



・機能紹介

この時計の機能も順番に見ていこう。まずはデフォルトの時間表示。ここで現在時刻か日付表示に切り替える事ができる。


そんで世界時刻。国が結構収録されており、その国の時間を見ることができる。僕はとある理由で「東京」に設定してるよ。すごい便利この機能。


次はストップウォッチ。アナログ時計なら標準の機能だ、面白いといったところは無い。てかこの機能って使ったこと無いよな……。


そんでタイマー機能。カップ麺作るのに便利。


アラーム。なんと5つのアラームを設定できるという。朝弱い人なら5分毎に設定することもできるし、イスラム教なら5つのお祈り時間に設定することもできる。これはありがて〜。

しかも音結構でかい、普通の人だったらこれだけで目覚めるだろう。僕は見事寝過ごしたけど(笑)


追加機能として、4〜5時の間にLEDがある。暗いところでもデジタルとアナログが見える。


時報。時間が変わるとビビッと2回なる機能。人によってはうざい機能だが、僕にとっては便利な機能。もちろんオフにできる。


パワーセーブモード。10分間操作が無いとデジタルの表示が消えてパワーセーブモードに入る、ボタンを押したらまたデジタル表示が戻る。

正直これがあるのはびっくりだ。どれだけ効果があるのかわからないけど面白いからオンにしてる。デジタル表示が消えるとすごい虚しくなるの見てて面白い。


裏蓋はプラスドライバーで開けるので自分で簡単に電池交換ができる。これは本当に優しい設計だ。


開いたので時計の心臓部分、ムーブメントを見てみる事に。

本家のムーブメントを動画で見た事あるが確かこれと同じ形をしていた気がする。

なんかね、この時計本家と交互性があるらしくてね、本家の部品をこいつに使うことができるらしい。自分だけの時計が作れるよ!!!!!


ちなみに届いたときはアナログとデジタルがズレてて。標準位置を直さないと行けなかった、まぁそれは説明書読めば簡単にできるけど。



・でもやはり本家

見た目はオリジナリティがあって良い、機能は豊富、これでなんとお値段なんとたったの1500円! こんなに機能盛り込んでこんな値段なんて、太っ腹すぎやしないか?


……とは言ったものの欠点はちゃんとあって、なんと言っても防水がザコ程度しかないところ。

5ATM(水深50メートルまで)の防水を持っておりある程度なら耐えられるが、水にドボンってすることはできない。スポーツ時計だけにちょっと残念

本家をオマージュはしているものの、本家ほどの耐久性はない。防風はレジンだし、プラスチック製だし、防水はおまけ程度、そもそも時計としての正確さは謎なところ。あと「SKMEI」ってどう読むんだよ。


でもこの時計1000円台だよ? だからもし壊れて動かなくなっても比較的簡単に買い換えられるし、何なら本家のパーツを買って「僕が考えた最強SKMEI腕時計」にしても良い。

安いからこその安心がある。

「G-SHOCK」買いたいけどまだ余裕が無いよ、買いたいけど買う前に試してみたいよって方にマジオススメ。僕はコイツを使った結果、なおさら本家が欲しくなった……。



・まとめ

チープ感はあるが機能は豊富、これがたったの1000円台。個人的には本当に素晴らしい一品だ。


前まで「SKMEI」というブランドに対して嫌悪感を感じていた。が、コイツを手にして実際に使ってみると「なるほど、可愛い奴め」と思った。可愛いすぎてこのブランドの時計を集めたくなった(記者は変態です)。

実際「SKMEI」は多くの面白い時計を出しており、どれも財布に超優しいのだ。機会があればまた紹介しよう。


いや〜、でも、やっぱりコイツを使っていると本家が欲しくなっちゃうな〜。「G-Shock」のBluetooth対応モデルも欲しい。


まぁそいうわけで、Sampai Jumpa Lagi!!


執筆:アキル
Photo:RocketNews24