みんな大好きサイゼリヤ。……が、普段からサイゼリヤに通いまくっている我々は、もしかしたらサイゼリヤの本当の力に気付いていない……のかもしれない。
つい先日のこと。娘と2人でサイゼリヤで食事をしていると、隣には3人組の外国人客の姿が。その食べ方があまりにもウマそうだったため、すかさず真似してみることにした。
・おそらく日本在住
円安の影響もあってか、特に都心部ではかつてないほどの勢いで外国人観光客の姿を目にする。ただサイゼリヤで隣の席になったのは、おそらく日本在住の外国人の方と推測される。
というのも、普通なら戸惑いそうな記入式のオーダーもスラスラとこなしつつ、ドリンクバーへ向かうスピードもめっちゃ早かった。確認はしていないが九分九厘 “日本在住” と考えて間違いあるまい。
3人組は全員男性で、印象的には「ケバブ屋のお兄さん」といった感じ。ぶっちゃけ年齢は読みづらいが、おそらくそこまで年配の方でもないのだろう。
・変わったオーダー
さて、当初は特に隣のテーブルを気にしていなかった私だが、あることをきっかけに俄然隣の3人組をチラ見することになる。そのきっかけとは店員さんが、
アロスティチーニ × 3
ミニフィセル × 3
グリーンサラダ × 1
……と、私なら絶対に注文しないスタイルのメニューをテーブルに運んできたからである。ムム! 何かが始まりそうな予感である!!
・真似してみた
で、ここからはその様子を私が忠実に再現してお届けしよう。もう1度おさらいすると、用意するのは「アロスティチーニ」「ミニフィセル」「グリーンサラダ」の3点だ。
まずはナイフでミニフィセルに切り込みを入れる。
そのミニフィセルにサラダを詰める。
さらにアロスティチーニを挟み込む。
最後にスパイスをかけて完成。
要するに「アロスティチーニのサンドイッチ」である。私自身はそのままアロスティチーニを食べるため「パンに挟んで食べる」という発想が斬新であった。
しかも外国の人がやってるとめっちゃウマそうに見えるから不思議なもの。もしかしたらお国に羊肉のパンがあるのかなぁ……なんて想像力までかき立てられてしまう。
・飛びかけた
で、そのお味はというと超ウマい! 飛びかけた!! ポイントはスパイスをたっぷりとかけること。塩分は基本的にスパイス頼みなので「ちょっと多いかな?」くらいかけてもいいハズだ。
ちなみに飛びきらなかった理由は「パクチーがあればさらに美味しいよな……」と思ってしまったからである。羊とパクチーの相性は最強! 店内だと「飛びかけた」が限界であった。
つまりアロスティチーニとミニフィセルを持ち帰りし、パクチーを追加すれば完全に飛ぶに違いない。こちらも羊と相性最高な「クミン」を足してもいいだろう。
これまでサイゼリヤで散々「アロスティチーニ」を食べて来たが “サンドイッチスタイル” は盲点だった。アロスティチーニが大好きな方はぜひお試しいただきたい。飛びかけるぞ!
参考リンク:サイゼリヤ
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.
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