ドーミーインに行かなくても、最強ビジネスホテル・ドーミーインのご当地朝食が食べられるらしい。一休さんのとんち話みたいな始まりだが、とにかくドーミーインおなじみの豪華朝食を食べてみたい方は必見だ。
どういうことかと言うと、同グループのカフェ『OASIS』に行けば、ドーミーイン・野乃で人気のご当地料理がランチで食べられるという。第1弾はドーミーイン金沢の大人気朝食メニューをカフェ風にアレンジした「ハントンライス」だそうだ。実際に食べてきたぞ。
・旅するランチフェア
ドーミーイン公式サイトによると「旅する皆様のもとへ、ご当地料理が旅をしてお届けしたい!」というコンセプトの “旅するランチフェア” が開催中らしい。現地に行かなくても料理がこちらにやってくるというのは嬉しいですね。言葉にするとありがたみが分かる。
今回訪れたのは、東京メトロ丸ノ内線「中野坂上駅」3番出口から徒歩約30秒の「CAFE OASIS 中野坂上店」。駅のすぐ隣なので初めてでも迷うことはないだろう。なお、同店の他にOASISはラビスタ東京ベイ豊洲店と神戸元町店があるそうだ。
先にも述べたように、ランチでドーミーイン自慢のご当地朝食が食べられるのがポイント。さらに第1弾が金沢のハントンライスなので、おそらく今後第2弾、3弾と続いていくものと思われる。ドーミーインの熱烈ファンとしては完全制覇したいところ。
注意点は、カフェオアシス中野坂上店は10時30分オープンだがランチタイムは11時からということ。早めの時間帯の方が空いているものの、早すぎるとランチを注文できないので気をつけるべし。それと「平日限定」とのことだ。
・ハントンライス
そんなこんなで旅するランチ第1弾の「ハントンライス」を注文。スープ・ドリンクバー付きで1200円だった。ちなみにドーミーイン金沢の朝食ビュッフェは大人1名2300円。つまり人気メニューをリーズナブルに楽しめるってこと。
ハントンライスとは、ケチャップライスに半熟たまご、白身魚や海老のフライを乗っけてケチャップとタルタルをかけたものらしい。見た目はオムライスの親戚。大人のお子様ランチだ。もともとは「まかない料理」らしくB級グルメ感も漂っているが、カフェ風なのでオシャレ。
ちなみに名前の由来は「ハンガリーのハンと、フランス語でマグロを意味するトンを合わせた造語」とのこと。ドーミーイン金沢のご当地逸品料理ということで期待は高まる。いざ食べてみると……
ああなるほど、たしかにオムライスとは違う。これはこれで美味しい。フライについたタルタルソースとケチャップでまったり濃いめの味わいが楽しめるのか。
一方でケチャップライスはしっとり系ではなく軽めの食感。エビフライはサクサク。カフェ風にアレンジしているからだろうか、スイスイ食べられるので少食の方でも食べやすいだろう。とくに意味は無いが、ドーミーイン金沢の朝食会場を想像しながら食べたのだった。
・ご当地メニューといえば
ドーミーインの朝食といえば、北海道の海鮮丼や広島の穴子飯、下関の瓦そばなど、その土地ならではの逸品料理がとくに人気。現地のドーミーインでしか食べられないメニューが今後も楽しめると思うので機会があればぜひ味わってみてほしい。もう第2弾が待ち遠しいぞ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名:CAFE OASIS 中野坂上店
住所:東京都中野区本町2-48-13
時間:10:30〜21:00
休日:なし
執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.